FC2ブログ

陛下・皇太子殿下・秋篠宮 三者会談の目的は何か? 16~真相はいかに?官邸・宮内庁を巻き込んだ新潮記事の重大性⑬週刊現代の中途半端な考察

今回は、週刊現代 2013年7月6日号の記事をご紹介したいと思います。
官邸や宮内庁も巻き込んで物議を醸した週刊新潮の一連の記事について、第三者が考察を加えている内容です。
しかし、一読した限りでは、考察としては中途半端で的外れな部分も多いと感じました。


雅子妃は皇后に不適格だから「天皇の座は浩宮→悠仁に禅譲」報道の真相

「雅子妃に、皇后は務まらない」。美智子皇后の意向で、皇室典範が大きく改定。そして近い将来、悠仁親王が天皇に―。にわかに信じがたい報道が物議を醸している。その裏側で、一体何が起きたのか。

◆美智子皇后の悲しみ

雅子妃の主治医として04年から適応障害の治療にあたっている大野裕医師が、最近の妃殿下の体調について、東宮の侍医にこう報告したという。
体調の波が激しくなっています。頭重感があり疲れやすく、身体のこわばりと睡眠不足を訴えておられる。ただ、それが適応障害からきたものなのか、季節病からきたものなのかは、判断が難しいところです」
オランダ公式訪問を無事にこなし、公務復帰の兆しが見えてきたのではと期待された雅子妃。だが、病状は相変わらず行きつ戻りつで、6月18日に予定されていた皇太子夫妻による宮城県の被災地訪問も延期することが決まった。
訪問延期は、4月、5月に続いて今回が3回目。記者会見した小町恭士東宮大夫が「日程を申し上げる段階にない」と言っているとおり、訪問のめどすら立っていないのが実情だ。
そんな中で飛び出した週刊新潮の記事「『雅子妃』不適格で『悠仁親王』即位への道」(6月20日号)が今、大きな波紋を広げている。

(以下、週刊新潮記事の要約と、官邸・宮内庁の抗議内容についての説明部分・ここは割愛)

この反応の激しさには、ベテランの宮内庁担当記者も驚きを隠さない。
「宮内庁長官に加えて、政府首脳の官房長官にも全否定させるなどという対応は、前代未聞です。
風岡長官は、両陛下は記事内容をご存じないと数度にわたって強調し、『ご欄になられれば大変悲しまれるでしょう』と付け加えています。しかし実際、皇后はこの記事をお読みになり、陛下にもお伝えしている。皇后は、自身へのバッシングが激しかった皇太子妃時代、すべての週刊誌の皇室記事をスクラップし、抗議文賞をご自身で考え、侍従に伝えていました。今でも皇后は皇室報道のチェック機関。今回の抗議の激しさは、事実無根であるとする皇后の激しいお怒りが表れていると見るべきです

宮内庁と同じく、今回の記事は事実ではないとする皇室関係者や識者は多い。皇室典範改正の有識者会議出席者の一人が語る。
天皇が政治には関与できないということは、憲法第4条で定められています。また、他の皇族もそれに準じるものと考えられており、皇族の方々は、そのことを重々承知しておられる。ところが記事によると、2月1日に風岡長官が美智子皇后の“密使”として、この方策を安倍晋三首相に伝えるため、官邸に出向いたとあります。つまりこれは、皇室が宮内庁を利用し、政府に働きかけたということです。そのように皇族が積極的に政治介入することなど、ありえないことなのです」

◆心の底では失望している

両陛下の来し方を見守り続けてきた学友の織田和雄氏も、美智子皇后の人柄を鑑みると違和感を拭えないと語る。
「両陛下は、皇室が国民の支えのもとに成り立っていることをよくご存じです。両陛下が赤坂御所から皇居に移られた93年頃は、不景気な時代でしたが、私は皇居内にテニスコートを作ることをお勧めしました。海外からの賓客とテニスをなさる機会もあるだろうし、そのほうがよいと思ったのです。ところが両陛下は、『こういう折に、大切なお金を使うわけにはいかない』と断固として拒否なさいました。国民に負担や迷惑、混乱を与えることは両陛下のなさりたいことからは最も遠いのではと、拝察します。
こういった視点から考えると、美智子皇后があのような発言をなさるとは、私個人の感想としては信じられません」
また、皇后は、それまでの皇室の乳母制度を覆し、自分の母乳で子どもを育てたほど、子育てに強い思い入れがある。当時の皇后の様子を知る旧華族夫人が明かす。
「とりわけ長男である浩宮さまに関しては、立派な次期天皇になってほしいと、まさに手塩にかけてお育てになっていました。それなのに、妻の雅子妃がダメだからという理由でできるだけ早く悠仁親王に禅譲させようなどという発想を持たれるはずがありません」
これらの見解には説得力があるが、その反面、皇后が雅子妃の現状に「深い憂慮」を抱いていることも確かだという。
今上天皇と共に築き上げてこられた『夫婦揃っての公務』というスタイルを、できれば皇太子ご夫妻にも受け継いでほしいという思いを皇后はもっておられます。それだけに、連続して被災地訪問をドタキャンするなど、公務が万全に果たせない雅子妃の現状を残念に思われているのは事実です」(宮内庁関係者)
皇后が10年前の雅子妃発病から持ち続けてこられた憂慮―それが、今回のような記事が生まれる背景にあるのは間違いない。
最近では、「離婚論」や「廃太子論」が公然とメディアで語られるようになり、雅子妃が責務を果たせていないと考える国民が一定数いるのは、残念ながら事実である。皇室ジャーナリストの神田秀一氏が指摘する。
皇室典範には、女性皇族が夫と共に公務を果さなければならないという規定はありません。ですが、皇太子は『公人として、皇太子として公務を行う場合、皇太子妃と二人揃って行うことが原則』と、かねてから公言していらっしゃる。にもかかわらず、未だにそれが実現できていないのですから、雅子妃だけでなく、皇太子の評価も下がるのは当然だと思います。今の状態のまま皇太子ご夫妻が天皇皇后になったら、皇室はどうなるのだろうと国民は心配しているのです」
元日本テレビ皇室担当記者で、美智子妃と親交がある渡辺みどり氏も、「皇太子の嫁」としての雅子妃をシビアに評価する。
「天皇家という日本一伝統のある旧家の、しかも皇太子の嫁としてご自身がどう振る舞うべきか、雅子妃にはしっかりとお考えいただきたい。私は皇太子妃時代から美智子妃の大変な努力を見てきた。だからこそ、自分で結婚をお受けになった以上、次期皇后としての覚悟を持つべきです」
神田氏や渡辺氏をはじめ、このまま雅子妃の状態が続くのなら、離婚をすすめるという意見も少なくない。

一方で、無理に自分を皇室に合わせる必要はないとの意見もある。家庭問題に詳しいジャーナリスト・石川結貴氏が言う。
「ご成婚前の雅子さまは表情も豊かでしたし、ボディランゲージも使っていて、とても溌剌としていました。それが今では、強張った笑顔で、小さくお手振りをされるだけになった。
雅子妃と同じく20年間夫婦生活を続けている世の奥さんたちは、夫の家族、特に姑との関係に悩んだとしても、もう少しふてぶてしさというか、大胆さがあります。もちろん、一般人と皇太子妃では事情が大きく異なりますが、雅子さまにも、ある種の開き直りが必要なのではないでしょうか。持ち前の女の強さをもっと出していいと思います」


◆何かが動き出している

20年間医師を曲げず、皇室にいまだ馴染めない雅子妃とは対照的に、弟宮の嫁である紀子妃は、美智子皇后を手本に、常に皇族女性として完璧な振る舞いを見せる。
対照的な二人の妃―。宮内庁の中には、外務省OBを中心とする雅子妃派と、秋篠宮家や紀子妃を支持する派閥が存在しているという。こういった内情を踏まえ、前出の宮内庁担当記者が明かす。
「今回の報道では、皇太子が皇位を禅譲する先は、秋篠宮を飛ばして、悠仁親王と報じられました。これによって、皇太子と雅子妃のイメージが悪くなる一方で、秋篠宮については『兄のために共に身を引く弟宮』『慎み深く、皇室の未来を憂える秋篠宮家』というプラスのイメージが植えつけられる。そうした狙いを持つ人々が、報道の裏で動いていたのではないかという見方が、担当記者の間では流れています」
振り返れば、適応障害と公表して10年、雅子妃の病状への明確な説明は一切されず、さまざまな憶測が飛び交い、皇室の未来を巡る議論が絶えず巻き起こってきた。しかし、問題は一向に改善していない。
今回の週刊新潮の報道を受け、皇室に詳しい高崎経済大学教授の八木秀次氏は、記事内容がすべて事実でないにせよ、現状打開に向けて何かが動き出しているのでは、と推測する。
「皇太子はご成婚以降、雅子妃を守るという姿勢を貫いています。妃殿下への強い想いは、夫としての責任感の表れとして評価すべきかもしれない。とはいえ、同時に皇太子というお立場もある。いつまでこの状態を続けるのかと、多くの国民や宮内庁関係者が気を揉んでいる。
今回、このような報道が出てきたのは、今の皇室が抱える問題にフタをし続けることが、さすがに限界になってきたということ。膠着状態に区切りをつけ、具体的にどう手を打つかという段階に来ている。いよいよ次のステージに入ろうとしているのではないかと思います」
批判にさらされたまま現状を放置することは、皇太子にとっても雅子妃にとっても、さらに言えば国民にとっても幸せなことではないだろう。
(終わり)


私がこの手の記事に毎度疑問を抱くのは、「いつも美智子様寄りの内容になる」という点です。
上記現代記事も神田や渡辺みどりといういつものメンツを使って、結局「東宮ご夫妻が悪い、美智子様がお気の毒」というスタンスの記事になってしまっています。
国民が気にしているのは「宮内庁は本当に官邸を巻き込んで典範を改正し、皇太子殿下を排除して悠仁様に皇位を渡そうと企んでいたのか?そしてその一件には両陛下のご意向が深く関与しているのか?」という点です。
それなのにそこは曖昧にしたままで、「両陛下はそんな方々ではないし、官邸も宮内庁もそんな動きはしていない」という言い訳に終始している。なぜ誰もストレートに明確に「東宮ご夫妻を排除しようなどとは一切考えていない」と断言できないのか。国民はその明確な一言が欲しいのであって、両陛下の人柄についての言い訳などではないのです。そこがとにかくズレているのです。
上記現代記事も東宮ご夫妻を庇うことなく、「そういう噂を立てられる東宮ご夫妻に非がある」と言わんばかり。

上記記事では御所におけるテニスコートの建設を両陛下が断ったということが美談にされていますが、その前に両陛下は数十億という大金をかけて今お住まいの御所を新築させているのです。テニスコートの費用なんてそのほんの一部にしかすぎません。そのわずかな「節約」を、さも不景気な国民のことを考えて遠慮しました~というアピールは本当に虫唾が走ります。
こういう態度は今も変わらず、上皇ご夫妻が住む仮住まいに5億もかけ、当初の予定であった8億から少しだけ「お値引」しました!ということを大々的に報道させて、さも両陛下は節約に励んでいますというアピールに余念がありません。しかし、8億が5億に減っただけですよ?一年半くらいしか住まない仮住まいに5億もかけますか??もはや修繕レベルではなく新築レベルでしょう??しかもそれだけでなく、両陛下は本住まいの東宮御所も数億以上のレベルで改修(倉庫新築も含む)させる予定ですよ。結局は上皇ご夫妻のお住まい関係だけで十数億の血税が吹っ飛ぶ予定なのです。
陛下の生前退位さえなければ、こんな無駄な費用がかかることもなかったのです。
そういう意味で、陛下の生前退位につながる三者会談というものは、もっと疑惑の目で見られるべきものなのです。


しかし、上記現代記事は、美智子様の「やんごとなき方ではありえない実態」というものをさりげなく暴露していますね。

>皇后は、自身へのバッシングが激しかった皇太子妃時代、すべての週刊誌の皇室記事をスクラップし、抗議文賞をご自身で考え、侍従に伝えていました。今でも皇后は皇室報道のチェック機関。今回の抗議の激しさは、事実無根であるとする皇后の激しいお怒りが表れていると見るべきです

という箇所です。
美智子様が今でもせっせと宮内庁HPの「反論コーナー」にくだらない反論文を掲載させている所を見ると、上記の箇所は真実なんだろうなとしか思えませんね。
私も当初は「いくらなんでも皇后様ともあろう方が、雑誌記事やワイドショーを見るのが好きなんてありえないでしょ…」と思っていましたが、今では「美智子様はこういう方なんだ」ということがはっきりと分かってきました。
やんごとなき方なら下世話な雑誌記事などスルーすればいいのに、それをいちいち気にしてスクラップまでして反論させる…こういう所が、美智子様は所詮民間から来た成金お嬢さんに過ぎないんだなということが分かってしまいます。
雅子様や華子様、百合子様、信子様、久子様など、真の名家出身のお妃方はマスコミ記事にいちいち反論などしていませんよね。
なお上記現代記事は「美智子様が皇太子殿下をお育てになった」と書いていますが、実際に帝王教育を授けた浜尾氏の存在の方が皇太子殿下にとっては大きかったと思われます。

それから有識者会議出席者の一人が「天皇や皇族が政治介入するなんてありえない」と言い切っていますが、これも認識の誤りだと思います。
両陛下と秋篠宮ご夫妻は、政治介入しまくりですよ。秋篠宮ご夫妻第三子問題で皇室典範改正潰しを成功させましたし、女性宮家に関しても眞子・佳子様メインで無理やり話を進めようとしていたではありませんか。
また、秋篠宮様も自身の誕生日会見で「天皇の定年制」や「皇族減少問題」について言及しています。これは明らかな証拠が残っているので今更ごまかしようがありません。
国民を巻き込んで大騒ぎになっている陛下の生前退位なんか、陛下の政治介入の最たる例ではないですか。陛下がメッセージを発しなければ特例法など制定されませんでしたから。

当時、「政治介入などありえない」と発言したこの有識者とやらは、今の状況をどう見ているのでしょうか。

また、上記記事は「美智子様はそんな方ではない!」と言い訳しておきながら、「美智子様が雅子様を憂慮しているのも事実」と書いています。結局憂慮してるんかい!と突っ込みたくなりますが、こっちが真実なのでしょうね。
そしてここでも「夫婦揃っての公務スタイル」におかしなこだわりを見せていますが、美智子様にとっては「夫婦一緒」の公務を何とかして正当化しないといけない事情があるのでしょうね。そうしないとご自分が出歩けなくなりますし、香淳皇后様や雅子様のように「必ずしもご夫婦一緒とは限らない」という本来の正しい公務スタイルを守れない美智子様の方が間違っている、ということを認めることになってしまいますから。出たがりの美智子様は、どうしてもご自分のやり方の方が正しいということにしたいのですよ。
ちなみに神田は

>皇室典範には、女性皇族が夫と共に公務を果さなければならないという規定はありません

ということを認めておきながら、「でも皇太子殿下が自ら夫婦一緒の公務が原則だと言ってたし!」と言い出し、あくまでも皇太子ご夫妻が悪いというスタンスを崩していません。私は神田が言及している皇太子殿下のおことばがどこで発されたものなのか知らないのですが、皇太子殿下は本当に「夫婦一緒が原則」などとおっしゃったことがあるのでしょうか?私は記憶にありませんし、こんなことは初耳です。
渡辺みどりは論外なのでスルーします。

あともうひとつ上記記事で気になったのは

>宮内庁の中には、外務省OBを中心とする雅子妃派と、秋篠宮家や紀子妃を支持する派閥が存在している

という箇所です。昨今の皇室報道を見れば、宮内庁内部で色々な派閥があるということは嫌でも分かります。明らかにただの一宮家である秋篠宮家を支持している連中は確実にいますね。何が狙いなのかは分かりませんが、秋篠宮家についたら何かおいしい思いができるのでしょうか(いわゆる“利権”というヤツです)。その点、東宮ご一家を支持する人々は「まとも」であり「普通」ですね。
こういう利権狙いの秋篠宮家支持の連中が、

>皇太子が皇位を禅譲する先は、秋篠宮を飛ばして、悠仁親王と報じられました。これによって、皇太子と雅子妃のイメージが悪くなる一方で、秋篠宮については『兄のために共に身を引く弟宮』『慎み深く、皇室の未来を憂える秋篠宮家』というプラスのイメージが植えつけられる

ということを狙った?と書かれていますが、狙いは外れてむしろ逆効果になりましたね。
新潮問題の一件で、秋篠宮家はますます「皇位狙いの謀反宮家」として嫌われたのではないでしょうか?まともな読者なら、新潮記事で「秋篠宮家は慎み深い!」なんて思いませんよ。そして皇太子ご夫妻には同情こそすれ、イメージが悪くなるなんてことも絶対にありえません。
シナリオを書いた連中の頭の悪さや認識のズレは救いようがないと思います。


結局、この現代記事の考察は中途半端で何も解明していませんね。
むしろ、官邸と宮内庁は反論したが「皇太子ご夫妻を排除する動きは何かしらあったのではないか」という疑惑がいっそう明らかにされただけです。
これまで誰一人としてはっきりと「皇太子ご夫妻を排除するなんてありえない!」と言い切ってくれない所に闇を感じずにはいられません。

次回以降、当ブログではこの「疑惑の三者会談の内容」が2017年~現在まで亡霊のように影響を及ぼしていることを示す記事をご紹介していく予定です。
また、一連の新潮記事に対して、高森明勅氏が真っ向から反論を唱えてくれた記事も見つかっていますので、それもおいおいご紹介していけたらいいなと考えております。

陛下・皇太子殿下・秋篠宮 三者会談の目的は何か? 15~真相はいかに?官邸・宮内庁を巻き込んだ新潮記事の重大性⑫田中卓氏も疑問を投げかける、宮内庁の腰抜けな姿勢

これまで、新潮2013年6月20日号・27日号と続けて記事をご紹介させていただき、前者については官邸と宮内庁が連名で抗議文を出したということもお伝えいたしました。

後者についても、宮内庁だけが単独で抗議文を出していますが、なぜか官邸は加わっていません。
宮内庁の二度目の抗議文の内容は下記のようになっています。

抗議文(PDF)
※後述する田中卓氏の文章に詳細が出てきます。

週刊新潮記事(平成25年6月27日号)への宮内庁の見解と対応

本日(平成25年6月20日)発売の週刊新潮に,「『雅子妃』不適格は暗黙の了解『千代田』の迷宮」との記事が掲載されておりますことについて,宮内庁としての見解と対応を申し上げたいと思います。
週刊新潮については,既に平成25年6月13日発売の前号の「『雅子妃』不適格で『悠仁親王』即位への道」との記事に対し,全くの事実無根であるとして,内閣官房と宮内庁の連名により,文書にて厳重に抗議するとともに,速やかに訂正記事を掲載することにより,記載のような事実がなかったことを明らかにするよう求めているところであります。

今回の記事では,前号の記事を改めて引用しつつ,新たに「官邸と宮内庁の軋轢」と題し,安倍総理の宮内庁不信に繋がった過去の事情として,次のように紹介されています。
「2008年の麻生政権時代に,麻生さんが〝皇族の減少〟問題に対応するため,戦後,皇籍を離脱した旧宮家の皇籍復帰を官邸内で検討させたことがあります。すると,この動きを察知した宮内庁から外部に,〝麻生総理が陛下への内奏の際,旧宮家の復帰を提案したところ,陛下は良い返事をされなかった〟という情報が流れた。これが安倍さんの耳に入り,私も聞かされましたが,本当かどうか信じられなかった」こう語るのは,皇室問題に通暁した,さる有識者だ。「そこで〝ヒゲの殿下〟の呼称で親しまれた故・寬仁親王殿下に〝陛下のご真意を確かめていただけませんか〟とお願いにあがった。殿下は確認に出向いてくれ,1週間後,宮務官から答えが来ました。内容は〝そもそも,その時期に麻生総理の陛下に対する内奏は行われていない〟というもの。つまり,話が全て嘘だということが分かったんです。宮内庁は旧皇族の復帰を望まないのでしょう。」
この記事にあるような,内奏に関する情報が宮内庁から外部に流されたとか,流された情報は全て嘘であり,宮内庁が虚偽の情報を発信したなどの事実は一切なく,全くの事実無根であります。
この記事については,週刊新潮編集部より事前(6月18日付)に文書にて取材申請があり,当該事実は一切ないことを文書にて明確に回答していたにもかかわらず,このような記事が前号に引き続きそのまま公表されたことに,強い憤りを感じます。
少しその内容について個別に申し上げますと,最初に「『雅子さま』想定内のキャンセルに10秒絶句『陛下』の胸中」との見出しで,宮内庁が官邸に皇室典範の改正を要請したとの前号の内容が改めて掲載されるとともに,「その根本にあるのは,両陛下が『雅子妃は皇后に不適格』と断を下されたという現実だ」との記述がありますが,前号の内容については,内閣官房及び宮内庁が連名で厳重に抗議するとともに,速やかに訂正記事を掲載するよう求めているところであり,全くの事実無根であると改めて申し上げておきます。
また,「侍従長に問題官僚で揉める官邸と宮内庁の軋轢の根本」との見出しで,先ほど紹介した2008年の麻生政権時代のくだりが出てまいりますが,情報の真偽を確認するくだりでは,故寬仁親王殿下付きの宮務官から,「そもそも,その時期に麻生総理の陛下に対する内奏は行われていない」との回答があったとの記述がありますが,実際に確認したところでは,当該宮務官は当時そのような回答を行った事実は全く記憶にないとのことであります。
また,陛下への内奏の際のやり取りについては,外部には一切明らかにされないのが通例であり,記録としては,陛下への内奏が行われたという事実のみしかわかりませんが,麻生総理から陛下への内奏は,認証官任命式に伴うものなども含めれば,約1年の在任期間中に計13回ございます。
さらに,前号の記事を引用するくだりでは,「2月1日,風岡典之宮内庁長官が官邸の安倍総理を訪ね,「女性宮家」の創設が両陛下のご意向であることを説明。さらに同日夜,両陛下が皇居に総理夫妻を招かれ,その晩餐の席でも皇統の安定的継承の問題が話題に上った」と記述されておりますが,全くの事実無根であると改めて申し上げておきます。

以上申し上げましたように,皇室制度や皇位継承のあり方という極めて重要な事柄について,このように憶測等に基づく,全く事実と異なる記事を掲載することは,国民に重大な誤解を与えかねないものであり,大変遺憾に思っております。
このため,この週刊新潮の記事に対しては,前号の記事に引き続き,宮内庁として,文書にて厳重に抗議するとともに,速やかに訂正記事を掲載することにより,記載のような事実がなかったことを明らかにするよう求めることとしております。
(以上)


まあ、とにかく「事実無根!」のオンパレードですが、宮内庁は記事全体を否定しているわけではないんですよね。否定して抗議する部分とスルーする部分を分けて抗議文を作っているわけです。自分たちや両陛下、官邸が関わる部分はしっかり否定するくせに、東宮ご一家などに関する記事については何一つ触れていません。これで明確な反論・抗議と言えるのでしょうか?宮内庁=両陛下の自己保身にしか見えないのです。

ところで、宮内庁の二度目の抗議についても、田中卓氏は疑問を呈しています。その内容をご紹介したいと思います。

愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか

第9章 『週刊新潮』の怪スクープ事件


(略)

一方、「宮内庁」は、この『週刊新潮』の特集記事に対して、6月20日付で、以下の「申し入れ」をしている(ホームページによる)。

この記事では、前号の記事を改めて引用しつつ、新たに「官邸と宮内庁の軋轢」と題し、安倍総理の宮内庁不信に繋がった過去の事情として2008年の麻生政権時代に、「麻生総理が陛下への内奏の際、旧宮家の復帰を提案したところ、陛下は良い返事をされなかった」という情報が、宮内庁から外部に流されたこと、また、当該情報は全て嘘であり、旧皇族の復帰を望まない宮内庁が虚偽の情報を発信したこと、などが記述されているが、このような事実は一切なく、全くの事実無根である。
貴編集部の事前の取材に対して、当該事実は一切ないことを文書にて明確に回答していたにもかかわらず、このような記事がそのまま公表されたことに強く抗議する。
皇室制度や皇位継承のあり方という極めて重要な事柄について、このように憶測等に基づく、全く事実と異なる記事を掲載することは、国民に重大な誤解を与えかねないものであり、大変遺憾である。
以上、厳重に抗議をするとともに速やかに訂正記事を掲載することにより、記載のような事実がなかったことを明らかにするよう求める。


この第二回目の内容は、第一回目の抗議文と同じく、『週刊新潮』の内容が「全くの事実無根」の記事であると言明し、「抗議するとともに、速やかに訂正記事を掲載すること」を要求しているが、文末の文章などは前回とまったく同一の定型文の感があり、事実無根という虚偽に対する宮内庁側の怒りの気概が読者に感じられない。腰の弱い形だけの抗議という印象をもつのは私だけであろうか。
宮内庁としては、なるべく事を荒だてないで解決しようとする慎重な気持ちがあるのだろうが、それも事によりけりである。皇室制度や皇位継承順の是非だけではなく、皇族の方々が名指しで辱められているのに対しての、宮内庁、内閣官房連名の抗議である。それも一度ならず二度までも抗議そのものを虚仮にされて「大変遺憾」の「申し入れ」程度で済むであろうか。それを問い詰める怒りの気概が感じられないのは不可解である。

さらに不審に思うのは、二回目の抗議が「宮内庁」だけで「内閣官房」が削られているのはなぜか。『週刊新潮』の再度の内容(6月20日号)には「官邸と宮内庁の軋轢」として、「安倍総理の宮内庁不信」の記事が明記されている。当事者とされる「安倍総理」が先頭に立って証言、いや抗議すべきであるのに、逆に抗議の主体から「内閣官房」が姿を消したのは、国民の大いなる疑惑を誘うであろう。

私ならば、第一に、第一回の抗議文の場合でも「速やかな訂正」ではなく、“次号の誌上で”と、回答期日を指定するであろう。それがないために、いまだにズルズルと回答せず、むしろ回答要求に応じない姿勢を示しているのだ。
さらにいえば、期限切れの場合は、宮内庁でも内閣官房でも、新潮社に対して出頭を求めて然るべく、それも断るなら、政府の責任者が出向いて対決の論争をするくらの覚悟を示す必要がある。念のため申し添えると、その対決は、特にマスコミの記者を第三者として立ち会わせるべきであろう。ことはそれくらいの重大性をもっている。黒か白か決まれば、何れかの責任者はもちろん、切腹(現在では辞職)は当然といえよう。それが国家公務員、あるいは言論の自由を唱えるマスコミの責任者の出処進退というものだ。そうではあるまいか。(6月28日)

◆極めて重大な両陛下のご意向

“二度あることは三度ある”という。
『週刊新潮』(7月4日号)は、次回の三度目(6月27日号)に、「満身創痍宮中祭祀『美智子皇后』ご心配を吐露した陛下侍従」と題して、今度は、高橋美佐男侍従次長の実名と写真を示して、「皇后さまの『ご心中』を代わって吐露した。そこからは、宮中祭祀についての切なるお悩みが伝わってくるのだ」(リード)という2ページ組の記事を掲載している。
二回にわたる宮内庁(一回目は内閣官房も連名)の「事実無根」の抗議に対して、事実の検証についての是非には少しも言及せず、完全に黙殺の形で、今度は宮内庁の「侍従職のナンバー2に当たる」侍従次長を当て馬にして、6月20日の宮内庁「定例レク」で、皇太子妃の雅子殿下が宮中三殿での祭祀に、直近の10年間に2回しか出席されていないことになると、「侍従次長はこの日、そうした“時系列”にあらためて触れながらも、皇后さまのご心中をひとしきり披瀝していった」という。そして「陛下の側近として、このような『所感』を口にしたのだ。(中略)遠回しながら侍従職、ひいては宮内庁の意向が垣間見える言葉だ」と指摘する。
そのため、「現場では『これは形を変えた東宮批判では』といった声も記者から漏れていました」という「宮内庁担当記者」の発言を紹介している。そして皇室ジャーナリストの山下晋司・渡辺みどり・神田秀一氏等を動員して、侍従次官の発言を裏づける同調の所感を述べさせ、宮中祭祀の重要性を雅子妃殿下に「お言伝て」される意味の皇后陛下の御心中を、侍従次官が代弁したように、結論づけている。
これが事実とすれば、『週刊新潮』が6月20日号(第一回)で載せた「ついに『雅子妃に皇后は無理』の断を下した美智子さまの憂慮」を裏うちする有力な一証となる。
同誌はこれを以て宮内庁当局への反論回答したつもりであろう。正面からの堂々たる反論でなく、婉曲な回り道の弁解だ。問題は、皇后陛下の「ご心中」と「ご発言」の信憑性にあるが、それは間接話法で、他者に責任を転嫁して巧みに逃げている。論壇誌としては最も卑怯なやり方である。
しかし、これに鉄槌を下されたのは他ならぬ、皇后陛下御自身である。それが6月30日付の『産経新聞』(大阪本社の「皇室ウィークリー」十三版)に載っているので、これを紹介して、この問題に一区切りをつけることにする。

27日の風岡長官の定例会見では、週刊誌報道をめぐり、病気療養中の皇太子妃雅子さまへの皇后さまのお気持ちが明かされた。
週刊新潮6月20日号には、
「皇后さまが『皇太子妃には将来、皇后の仕事はつとまらないでしょう』と漏らされた」など掲載されたが、風岡長官は「皇后陛下は、皇太子妃殿下が記事で傷ついておられるのではないかと大変心配なさっている。記事にあるようなことはなかったことを、必要があればお伝えしたいというご意向はお持ちだとうかがっている」と述べた。

この皇后陛下の『週刊新潮』の「記事にあるようなことはなかったことを、必要があればお伝えしたい」という「ご意向」は、極めて重大である。しかもそれは、直接に風岡宮内庁長官が「うかがっている」と証言されているのだから、それがもし誤解であれば、職を賭けた長官の責任であるだけでなく、塁は皇后陛下にも及び重大な発言と申さねばならない。
この事態に及んでも『週刊新潮』は、政府の抗議に対して黙殺し、記事の訂正を拒否するのであるか。また一方、政府も文書だけの抗議でお茶をにごすつもりなのか。是非を明確にするため、厳正な対処をとってもらいたい。
事は日本国体の命脈にかかわる精神的危機である。諸般の情勢から見れば、事態は切迫している。時は待たないのである。
(終わり)


田中氏の疑問はもっともであり、私も宮内庁・官邸の腰が引けているように思えてなりません。
皇位継承問題や皇族に対する侮辱など日本の根幹を揺るがす重大事項が起きているのに、なぜ宮内庁も官邸も本気を出そうとしないのか。
特に官邸は、二度目の抗議については「もう俺たちは知らんから宮内庁の方で適当に抗議しておけよ?」という投げやりな態度が透けて見えるのです。自分たちも当事者のくせに、これは一体どういうことなのか。
私にはどうしても、両陛下のご意向が存在するからだとしか思えないのです。
田中氏の文章によると、美智子様はこの後、産経新聞にてちょろっと反論めいたことをおっしゃったようですね。
しかしその内容も「ん?」と首を傾げざるを得ない内容ですね。

>皇后陛下は、皇太子妃殿下が記事で傷ついておられるのではないかと大変心配なさっている。
>記事にあるようなことはなかったことを、必要があればお伝えしたいというご意向はお持ちだ


美智子様はどうしてもっとストレートに「私はあのようなことは申しておりません!雅子妃は記事にひどく書かれるような人ではありません!」と強く出られないのでしょうか。
「雅子妃が傷付いているのではないかしら~」というメッセージは、一件雅子様のお気持ちを思いやっているように見せかけて、実は新潮記事の内容が事実ではないということまでには言及されていないからです。
また美智子様は、「必要があれば」雅子様に記事のようなことはなかった旨を雅子様に伝えたい、と仰っているとのことですが、「雅子様から請われなければ説明には出向かない」ということの裏返しではないのか?と感じてしまうのです。
「必要があれば説明に出向きますよ?」と美智子様がおっしゃったところで、身分が下の雅子様が「それでは説明にいらしてください」などと、美智子様に言えるわけがありませんから。
美智子様は「雅子様が説明を必要と言えるわけがない」ことを見越した上で、敢えて“必要があれば”説明しますよ、という姿勢でいらっしゃるのです。これはあまりにも美智子様(と風岡長官)は卑怯なのではありませんか。

結局、この新潮・宮内庁・官邸の一連のゴタゴタは、「両陛下をお守りするため」に右往左往した結果でこうなった、という印象しか持てませんでした。

私がこのシリーズをここまで長々とブログに書かせていただいたのは、この深刻な一件が、今上陛下の生前退位と秋篠宮様の皇嗣待遇に繋がる契機となったとしか思えないためです。
この「新潮問題」は、実はまだ終わっていないのです。むしろ今でも、そして今後も、皇室に影を落とす重大な問題として禍根を残したままなのです。

だからこの新潮問題を長々とご紹介する必要がありました。

次回は、この一連の新潮問題について、他雑誌はどう見ているのか、その分析は果たして十分なのか否か、検討したいと思います。

陛下・皇太子殿下・秋篠宮 三者会談の目的は何か? 14~真相はいかに?官邸・宮内庁を巻き込んだ新潮記事の重大性⑪皇太子ご一家に心から同情いたします…

西日本の豪雨被害の深刻さと現政権のあまりの対応の酷さに何も言葉が出ない日々です。そのような中、渦中の眞子様は一人ブラジルへの長期旅行に行かれ、小室氏は宮内庁から「彼はまだ“フィアンセ”ではない!だって納采の儀を済ませていないのだから!」と文句を垂れる始末。眞子様の婚約騒動についてはもういい加減にしてくれ、国民はそれどころじゃないしさっさと駆け落ちでも何でもして民間でヒッソリ生きてくれという感じです。

さて、拙ブログでもそろそろ「新潮シリーズ」に区切りを付ける段階に来ておりますが、今回の記事は東宮ご一家に関する内容です。新潮が何を言いたいのかさっぱり分からず、むしろ東宮ご一家に対する同情が湧いてきます。


週刊新潮 2013年6月27日号

特集 「雅子妃」不適格は暗黙の了解 「千代田」の迷宮

□国民が同情する寂しき皇太子の「雅子が来たら」

<人は苦悩した時に、何かを求めて旅に出る>―。かつて皇太子さまがお訪ねになったトルコの諺だ。翻って、今回、スペインの地で“巡礼の旅”の道を歩まれた皇太子さま。またお一人でのお務めとなったが、強行軍のはざまで何か得られたものはあったのだろうか。当地で殿下が漏らされた言葉の真意を探ると…。

日本スペイン交流400周年の記念行事ご出席などのため、6月10日から7日間の日程で、彼の地を訪れた皇太子殿下。雅子妃のいない寂しきご公務に国民の同情が集まる中、マドリードにサラマンカ、セビリアやコリア・デル・リオなど5都市を回る過密スケジュールをこなされた。そのなかで、“巡礼の道”の終着点として世界的に有名な聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラもご訪問。巡礼者が使うホタテ貝と瓢箪の付いた杖を手に、街中の巡礼道を散策された。感慨に浸る殿下が、この地で漏らされたお言葉は次のようなものだった。
「雅子がここに来たら、どう思っただろうか。一緒に想い出を作ることができればいいなと思いましたが」

◆近いうちにもう一度?

帰国後の16日にも、宮内庁を通じて、ご感想が発表された。その中では、
<今回の訪問に雅子が同行することができなかったことは残念でしたが、本人もスペイン国よりの御招待を大変ありがたく思っております>と述べられている。
皇太子ご夫妻について、宮内庁関係者はこう語る。
「雅子妃はオランダからの帰国後、疲れと満足感が相半ばする状態でした。ただ、殿下にすれば、思ったより、体調が落ち込んでいないぞと思われたらしく、とても喜んでおられました。実は、東宮職が殿下に“近いうちにもう一度くらい、海外公務をご用意できるほど、雅子さまのご体調は、随分良くなりましたね”と具申すると、殿下も嬉しそうに頷いておられたのです
そして、殿下の御言葉の裏側はどうかと言えば、
「“残念”とのご感想は、確かに本心でしょう。スペインでのお言葉と併せて考えれば、殿下の胸にあるのは、“雅子と年内にもう一度、海外に行きたい。それが実現できれば、どれほど楽しい想い出を作れるだろうか”という思いでしょう。しかし一方では、キャンセルしている被災地訪問をそのままにはできず、“外遊を行う前には、それをこなさなければならない”というプレッシャーも当然、感じられている。こうした考えが入り交じった、複雑な感情が胸中に去来しているものと思われます」
結局、今後のご夫妻そろってのご公務については、時々刻々、変化する雅子妃のご体調次第ということか。
「同情を禁じ得ませんが、ご自身が強く雅子妃をお支えになって、国民の方にも目を向けていただかないと」
と苦言を呈するのは、ある皇室関係者だ。
「そうでないかぎり、“雅子妃には皇后は務まらない”という暗黙の了解を覆すことはできませんよ」
トルコには、冒頭で紹介したもの以外に次のような諺もある。<人は旅をしても、何も変わらない>。
これを覆してほしいと願う国民は多いはずだが…。
(終わり)

□「雅子さま」ご関心は臨海学校 「愛子さま水着」を撮らせない!

駿河湾から爽やかな風が吹き、のどかな時間が過ぎる浜辺の光景も、今夏ばかりは一変しそうだ。愛子さまは7月26日から、静岡・沼津の臨海学校に参加される。むろん、その姿を楽しみに、皇太子ご夫妻もお出ましになるという。それだけでも結構な騒ぎだが、「愛子さまの水着姿は撮らせない」と雅子妃はお考えのようで、報道陣とひと悶着ありそうなのだ。

愛子さまが参加されるのは、学習院が所有する沼津遊泳場で1913年から行われる伝統行事のひとつ「沼津海浜教育」である。遊泳場の敷地面積は3000平方㍍を誇る。
「スケジュールは4泊5日で、児童たちの心身鍛錬の場となります。教師や応援でやってくる卒業生らと同じ釜の飯を食い、文字通り、裸の付き合いをするそうです」(学習院関係者)
ハイライトは、4日目に予定される遠泳である。
「男子は“あかふん”こと赤い下帯の、女子は紺の“スクール水着”の上から赤い紐を腰に巻いたスタイルで隊列を組み、1㌔前後を泳ぎます。天皇陛下や皇太子さまはもちろん、近年では佳子さまも経験されました。参加する初等科6年生は今月から、この格好でプールの授業を受けています。遠泳は保護者も見学可能で、これまで愛子さまの学校行事にはほとんどご出席されたことから、皇太子ご夫妻はいらっしゃるでしょう」(同)

◆皇室と国民との溝

この、愛子さまの晴れ舞台に、宮内庁は報道陣をシャットアウトするのだとか。
下田・須崎の御用地で愛子さまがウェット・スーツを着て泳いでいる姿を、昨年ある雑誌が掲載し、宮内庁は激しく抗議しました。今月上旬、奈良への修学旅行でも、取材は設定されなかった。雅子さまと愛子さまは、写真を撮られることがお好きではなく、その意を受けて、宮内庁も撮影を許可しないつもりなのです」
とは、渋面の宮内庁担当記者である。これに、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司氏は、
「かねて、皇族に関する入学式や運動会、卒業式など、大きな行事の際には、取材を受け入れていました」
と振り返り、
「国民が皇族の成長をお子様の頃から見守ることで、将来に亘って、その皇族に親しみと敬意を持ってもらうという効果がある。その意味では、臨海学校は取材設定が必要な行事だと思います」
と古巣の対応に違和感を抱くのだ。その一方で、海上警備はどういったものになるか。さる皇室関係者によれば、
ボートなどから愛子さまを撮影しようとするメディアに備え、海保の巡視船が出ます。また溺れた時に備え、手漕ぎのゴムボートを静岡県警が手配するでしょう」
雅子妃がいらっしゃるとなれば、警備態勢は厳重なものとならざるを得ない。
「例えば、雅子さま目当ての追っかけオバさんたちが目の色を変えて集まってくるから、お側からの密着警備が必須となります。皇宮警察からは5人ほど増員し、雅子さまにピタリと付き従う。さらにその周囲を県警の警官で固めるので、仰々しさが際立ちますし、行事に支障をきたす可能性も否定できませんね」(同)
我が子が可愛くない親など、いるはずがない。しかし、こういった“公より私”への傾倒ぶりは、「将来、皇后の仕事が務まらないのではないか」という両陛下の雅子妃への「ご憂慮」に、つまりは行き当たる。この夏、沼津で起こる喧騒は、このご憂慮をいっそう強めるに違いない。
(終わり)


新潮はまるで「東宮ご一家の対応の仕方が悪いから国民との乖離が生まれる、だから雅子様は皇后がつとまらないんだ!」という、何ともメチャクチャな理論で無理やりシリーズ記事を締めようとしています。
しかし上記2つの記事を目にして、東宮ご一家に対して呆れや怒りを感じる国民が果たしてどれくらいいるのでしょうか。国民からはむしろ、「東宮ご一家、本当にお気の毒だ。こうやっていつもマスコミや皇室ジャーナリストとやらに監視されて、その言動を逐一チェックされて、挙げ句の果てには“だから〇〇なんだ、だから駄目なんだ”といつも一方的に批判されて…」という同情しか生まれないように感じるのですが。

皇太子殿下の「雅子がここにいたら…。二人で一緒に来たかった」というお言葉は非常に切なく、そのお気持ちは察するに余りあります。上記記事でも触れているように、雅子様はオランダから帰国された後も東宮職が「もう一回くらい海外公務を設定できるかも」と期待できるほどの余力を残しておられたことが窺えます。
ところが、これが気に入らなかった方々がいたのでしょうね。私の嫌な予想では、おそらく東宮職が前向きに雅子様の再度の海外公務を検討し始めた矢先に、それを阻止する動きがあったのではないかと思うのです。「雅子妃を再び海外に行かせてなるものか!」と、それはすごい勢いで邪魔しようとした連中がいたのだと予想するのです。だから雅子様がお元気になられては困るとばかりに、ご病気を悪化させるべくわざとプレッシャーをかけてきた人々がいたのではないかと。雅子様が被災地ご訪問を度々キャンセルになられたと新潮も書いていますが、結果的に雅子様は海外どころか、被災地へも行けないほど再び体調悪化に追い込まれたというのが真相のような気がします。

この件に限らず、雅子様がお元気になられたりご活躍が目覚ましくなってきたりすると、必ずそれを邪魔するような動きが東宮ご一家周辺で起きているように思えるのです。しかしこれはある程度の期間、皇室関連ニュースを見続けていないとなかなか気付かないことかもしれません。

もうひとつの記事は、娘を持つ親なら全員、雅子様のお気持ちが痛いほど理解できるのではないでしょうか。我が子の水着姿を写真や動画に撮られたくないのは当然のことですし、誰が好き好んで我が子をロリコンの餌食にしたいなどと思うでしょうか。最近では小学校の運動会の入場にも制限が課されている場合が多いですし、水着姿を撮られないようにプールに高い塀を設置する学校も多いと聞きます(実際、先日の大阪地震では、その目隠しの塀の崩壊で一人の少女が犠牲になってしまいました)。
それなのに宮内庁担当記者や山下晋司はまるで「敬宮愛子様の水着姿を撮影されたくないと願う雅子様の方が悪い!」という口調で文句垂れていますが、とんでもないことです。敬宮様の水着姿を国民に晒せ!と要求しているようなものです。東宮ご一家をバッシングするためなら、こういう一般常識や倫理観もおかしくなっていくのですね。
それどころかマスコミは、「雅子様を追っかけしているオバサンたちが邪魔だしうざいんだよな~」と言いたげに、批判の矛先を別の人々に向けて「自分たちは悪くない!」という態度で開き直っています。偏向報道しかしないマスコミなんかよりは、東宮ご一家に対する愛に溢れている追っかけの人々の方がずっと良いに決まっています。

それでも新潮は無理やり「東宮ご一家は私情ばかり優先する」「東宮ご一家と国民との乖離」「雅子様は皇后失格」というおかしな結論に持っていこうとしていますが、これに引っかかるアホな読者がどれくらいいるというのか。
新潮の意図が分からなくなりました。一体何をしたいのか。本当に自分たちの記事で東宮ご一家の味方がいなくなると信じているのか。それとも東宮家バッシングに見せかけて、何か重大な問題を国民に提起しようとしているのか…。

新潮は6月20日号の記事によって官邸と宮内庁の双方から抗議を受けましたが、上記27日号についても宮内庁から再び抗議を受けいます。次回はその一件につき、田中卓氏の再批判を交えつつご紹介したいと思います。更に続けて、週刊現代の考察もご紹介し、一連の「新潮シリーズ」に区切りを付ける予定でおります。

陛下・皇太子殿下・秋篠宮 三者会談の目的は何か? 13~真相はいかに?官邸・宮内庁を巻き込んだ新潮記事の重大性⑩これは新潮流の紀子妃に対する皮肉か?

西日本における大雨による水害の規模の大きさに言葉を失い、復興までの道のりなどを考えて気が遠くなっております。
犠牲者の皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
しかしそのような事態もお構いなしに、やれ小室圭氏の留学に〇〇円かかっているだの、上皇ご夫妻の仮住まいに数億かけるだの(ご本人たちはこれでも“節約”しましたアピールに余念がないようですが)、両陛下や秋篠宮家周辺ではいつも大金が動く話題ばかりですね。この方々が本当に国民に寄り添っているとはどうしても思えないのです。
そのような怒りを抱えつつ、滞り気味になっている拙ブログも前に進めないといけません。
今回の記事は紀子妃に関するものですが、ちょっと評価に悩む内容になっております。


週刊新潮 2013年6月27日号

特集 「雅子妃」不適格は暗黙の了解 「千代田」の迷宮

□見えてきた「悠仁親王」即位で「紀子さま」国母への気負い


ご家族に皇位継承権者がお二人という厳然たる重みに加え、悠仁さまの即位が早まる見通しとあっては、将来の国母たる紀子妃の心裡など、到底推し量れるものではない。が、ご自身はつとめて気負いを押し隠し、虎視眈々と“その日”への備えを進めておられるという。

1990年のご成婚以降、紀子妃はひたすら皇后さまのお振舞いに傾倒してこられた。
「皇后陛下の『皇室は国民のために公務を果す』というお考えを受け継ぎ、宮家では実際に侍女長から『皇后さまのなさりようをお手本にするように』との指示が飛んでいたくらいです」(宮内庁OB職員)
ややもすれば皇室への「過剰適応」とも映りかねないお姿は、それでも着に両陛下との距離を縮めてきたのだ。
「妃殿下が皇后陛下から教わった事柄のうち、最も大切に実践されていることの一つが『お気持ちをそのまま口にしない』というものです。日々のご公務や皇族方についてのご感想など、みなしまっておきましょう、と。これを遵守されているからこそ、『秋篠宮妃がいてくれてよかった』といったお言葉が、両陛下から漏れることがあるのです」(宮内庁関係者)
対して秋篠宮さまはこれまで、皇太子さまの人格否定発言に苦言を呈し、また陛下の定年についても言及なさってきたのだが、
「そんな殿下を、両陛下の信頼を得た妃殿下が巧みにコントロールしているかのように見受けられます」(同)
行く先さえ覚束ない兄嫁とは対照的に、「百点満点のお妃」を演じようとするお姿の、一端が窺えるのだ。

◆やはり頸椎を

皇后さまとは、ご体調の面でも“共通点”がおありで、
「紀子さまもまた、2007年12月に左手から肩への痛みを訴え、『頸椎椎間板症による神経根症および左手根管症候群』と診断されました。手の症状は赤ちゃんを抱く母親にしばしば起こるもので、悠仁さまの育児が原因とみられていました」(宮内庁担当記者)
当時、医師からは安静を言い渡されたのだが、ただでさえ人手不足の秋篠宮家ではそれもままならず、
「連日お仕事に追われ、小走りに近いスピードで宮邸内を行き来され、周囲はただ気を揉んでいました。妃殿下は悠仁さまご懐妊の間も、変わらず飛び回られていましたね」(前出OB)
隙を見せないお振舞いは、決して付け焼刃ではなく、結果、以下のような“差配”が無理なくこなせるようになられたというわけだ。さる皇室ウォッチャーの話。
「3月24日、秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さまは伊勢神宮へ向かされるために東京駅から新幹線に乗車されました。東宮家だと、発車時刻直前のこともあるのですが、ご一家はちゃんと10分前には乗り込まれ、通路側の席に座られた紀子さまは、窓側に座った悠仁さまに、ホームに向かって手を振るよう促されたのです。後ろには窓側に秋篠宮さまで通路側に佳子さま。実に抜かりないと感じました」
逸るお気持ちを抑えつつ、すっかり国母のお振舞いなのだ。

(終わり)


新潮は一見紀子妃をアゲているように見えますが、言葉の端々に皮肉やイヤミがこめられているようにも感じます。

「虎視眈々」
「過剰適応」
「美智子様のお振舞いに傾倒」
「秋篠宮様を巧みにコントロール」
「百点満点のお妃を演じる」
「実に抜かりない」
「すっかり国母のお振舞い」


こういうワードの羅列を見ると、新潮は決して紀子妃を褒めている感じではないな、と思うのです。

それにしても「国母」という文言は、紀子妃が悠仁様という男児を出産してから急に使われるようになった、気持ち悪い言葉だと思うのです。現皇太子殿下を出産された美智子様だって「国母」などと呼ばれたことはないし、真の「国母」と言えば香淳皇后陛下であった、と感じる人も多いようです。そして大半の国民にとっての「国母」は、スノボの元選手の彼だと思います…。
「ショウライノテンノウ」をあげた紀子妃にだけ執拗に使われるこの「国母」という言葉、一体誰がいつ最初に使い始めたのでしょうか。

そして上記新潮記事は「紀子妃はずっと美智子様をお手本にしてきた」ことにも触れていますが、改めて紀子妃という方は「ミニ美智子様」「劣化版美智子様」なんだなあという印象ですね。
同じお立場の常陸宮妃華子様をお手本とせず、当初からずっと皇后陛下である美智子様の真似…これはあまりにも華子様に失礼でしょう。そして紀子妃が、当初から「私は未来の皇后になる!」という野望を抱いていたという証左にもなりうるように思えます。だからこそ正統な未来の皇后陛下である雅子様に筋違いなライバル心をずっと持ち続けていたのでしょう。
しかしこういう紀子妃の不遜な態度も、すべて美智子様をお手本にしてきたのであれば納得しますね。
美智子様も当初から香淳皇后様に盾突くような態度をとってきたといいますから。
本当にそっくりですよ、美智子様と紀子妃は。「自分が一番大事」という点では怖いほど共通しています。


次回は皇太子殿下と雅子様に関する記事をご紹介し、新潮の一連のシリーズを終わらせたいと思います。
sidetitleプロフィールsidetitle

キリアキ管理人

Author:キリアキ管理人
今上陛下の生前退位に伴い、国民の理解や同意が得られないまま「秋篠宮様を“皇嗣”(継承順位1位の皇族)として皇太子に準じる扱いにし、支給される皇族費もこれまでの3倍に増やす」ということも一緒に勝手に決められてしまいました。
この問題に危機感を持ち「あらゆる方面から見ても秋篠宮様は皇嗣にふさわしくない方である」ということを、過去の雑誌記事の引用(原則全文)により検証することを目的としたブログです。2020年に予定されている「秋篠宮立皇嗣の礼」に一石を投じたいです。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QR