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立皇嗣礼は秋篠宮様の希望で4月になった??しかも眞子様にお金を渡すため??

本日は予定を変更して、秋篠宮様の立皇嗣礼の日程とお金などを巡る問題記事をご紹介したいと思います。
今日は丁度眞子様のお誕生日だそうですが、眞子様にも大いに関係してくるものです。
「開いた口が塞がらない」とはまさにこのこと、国民を馬鹿にしきった心底呆れ返る内容となっています。


女性セブン2018年11月1日号

秋篠宮さま、眞子さま結婚前にどれだけ財産を渡せるかがカギ


2019年5月の新天皇の即位に伴い、秋篠宮さまは皇位継承順位1位の「皇嗣」になられる。事実上の皇太子待遇である皇嗣になることを、広く国民に明らかにするものが、「立皇嗣の礼」。その「立皇嗣の礼」についてこんな報道があった。

〈「立皇嗣の礼」20年4月 秋篠宮さま、皇太子待遇に 政府検討〉(毎日新聞10月10日夕刊)

「皇嗣は、次世代の皇室にとって非常に重要な立場です。しかし、東京五輪の開催年に大々的にお披露目のための行事をする必要があるのかという疑問は残ります。実はこの日程には、秋篠宮さまの希望も反映されているのではないかという声も聞こえてきています」(皇室ジャーナリスト)

さらに秋篠宮さまについては、こんな報道も。

〈大嘗祭「公費支出避けるべきでは」秋篠宮さまが懸念〉(毎日新聞8月25日朝刊)

大嘗祭とは、天皇の即位後に初めて行われる新嘗祭(天皇が行う収穫祭)のことで、新天皇にとっての晴れの舞台だ。来年5月に皇太子さまが即位した後、11月14・15日に予定されている。

「平成の大嘗祭では、総額22億円以上が支出されました。政府は現時点では、『宮廷費』という皇室の公費でまかなうつもりですが、本来は、憲法で定める政教分離の原則から、宗教色の強い皇室祭祀は『内廷費』という天皇家の私的な生活費から支出すべきという意見も根強くあります。秋篠宮さまは、原則を優先した上で、多額の公費支出を懸念し、およそ3億円という内廷費の予算の範囲内で大嘗祭を行ったらどうかと、宮内庁幹部に話されたそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)

国民の税金で賄われる皇室の予算をできるだけ節約しようという秋篠宮さまの発言を受け、一部の宮内庁関係者から「もしかして秋篠宮さまは、眞子さまが結婚に伴って受け取られる『一時金』の減額、ないしは辞退を考えていて、そのための布石の発言ではないのか」との声も出ているという。

今なお見通しがつかない眞子さまと小室圭さんとのご結婚。小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルなどや小室さんの留学費に、1億5000万円といわれる一時金が充てられるのではないかとも言われている。一時金を辞退すれば、そういったことに対する批判を沈静化し、世間一般の小室さんに対する評価も変わってくるかもしれない。なお、一時金の用途に明確な規定はない。元皇族としての品位ある生活を送るための資金とだけ説明される。

◆結婚前にどれだけ財産を渡せるか

禁じ手ともいえる秘策ではあるが、一時金なしで眞子さまが結婚されたとして、その後は元皇族としての品位ある生活が送れるかどうかが心配だ。

「一時金は辞退しても、秋篠宮家のプライベートな財布から、眞子さまに経済援助をすることは可能です。一般家庭の親が『新婚住居を建てるための頭金は出してあげよう』と考えるのと同じです。ただ、結婚して皇籍離脱した後の相手には、ルール上、皇族は自由にお金を渡すことができません。出産の祝い金でも厳しい制限がかかります。だから、結婚前にどれだけ財産を眞子さまの財布に移しておけるかが重要です」(ベテラン皇室記者)

そこで重要な意味を持つのが、冒頭で触れた「立皇嗣の礼のスケジュール」である。

現在、秋篠宮家には年間で6710万円の皇族費が支給されている。内訳は、秋篠宮さまに3050万円、紀子さまに1525万円、眞子さまと佳子さまにそれぞれ915万円、悠仁さまに305万円。

しかし、皇太子待遇である皇嗣になると、その額が増額されるといわれる。

「皇族方は基本的に質素な生活を送られます。住まい(宮邸)は国からの“賃貸”ですが、家賃は発生しません。現状でも、秋篠宮家にもそれなりの貯金額があるはずです。さらに皇嗣家になると、1年でざっと1億5000万円以上がプライベートな収入になると考えられます。秋篠宮さまが皇嗣になれば、それだけ眞子さまへの経済的な援助の余裕も生まれます。そうなれば、公的な一時金だけに頼らなくてもよくなります」(前出・ベテラン皇室記者)

10月23日、眞子さまは27才の誕生日を迎えられる。

「その日に合わせて小室さんが帰国するという話は根強く囁かれています。留学後、しばらく姿の見られなかった佳代さんも自宅に帰ってきたようです。小室家にとっては、眞子さまの変わらないお気持ちだけが、結婚への唯一の可能性。そのためには、どんなに厳しいスケジュールであっても、眞子さまの誕生日を直接会って祝うため、帰国するのではないでしょうか」(小室さんの知人)

娘の幸せを願う秋篠宮さまが、暗に示されているであろうメッセージ──。それを小室さんはどのように受け止めているのだろうか。
(終わり)


いかがですか?一読して、「なんじゃこりゃあああ!」と、怒りで物をぶん投げたくなるようなひどい記事だと思いませんか。
もはやどこから突っ込めばいいのかわからない、あまりにも国民を舐め切った秋篠宮様の考えが分かるというものでしょう。
もちろん、この記事はただの憶測であり、実は秋篠宮様はそんなことは考えていないのでは…という見方もできるかもしれませんが、秋篠宮様の過去と現在の言動を見返してきた者としては、「秋篠宮様ならやりかねない」と言いたくなる内容なのです。

まず立皇嗣礼の日程ですが(その後のニュースで「2020年4月19日」と更に詳細が決まってしまいました)、私は日程が発表される前から何となく「秋篠宮様を東京五輪前に“皇嗣”と確定したいために、立皇嗣礼は五輪前に行われるのではなかろうか」と、漠然とした予感がありました。そしてその予感は悲しいことに当たってしまったのですが、私はこの日程は政府(官邸)主導で決められたものとばかり思っていました。
今の政権(官邸)は、男系男子継承カルトで占められています。だから彼らにとっても、敬宮愛子様の立太子を阻止するために、秋篠宮様を皇嗣にすることには何も異議がないと思えたためです。
ところが上記記事では、何と立皇嗣礼の日程は、秋篠宮様の希望が入っているとのこと!
しかもその理由が、「早く皇嗣になってオゼゼをたくさんもらって長女の眞子様が皇族でいるうちに資金を横流ししたいから」という、何ともくだらない、情けない、しかし怒り心頭に発する理由なのですから、本当に開いた口が塞がりません。

そもそも皇族費は「お手元金」扱いになるとは言え、元々は国民が納めた税金であることに変わりないはずです。
「お手元金だし私的に使えるお金だし、自分たちがどう使おうと構わないじゃないか」なんてあまりにも酷い開き直り。
もし「お手元金だから何に使おうがいいじゃん」という理屈が通るのなら、(以前も申し上げましたが)なぜ東宮ご一家はあれだけお金に関して猛バッシングを受けなければいけなかったのでしょうか?
敬宮様は数万円くらいの海外ブランドのキッズラインのバッグをお持ちになっていただけで叩かれました。あのバッグは、敬宮様が私的にお使いのものですから、おそらく内廷費(天皇家のお手元金)でお買いになったのかもしれません。あるいは誰かからの贈り物である可能性も高いですね。
お手元金で買ったかもしれないバッグ、あるいは贈り物であったかもしれないバッグ一つについてまで、敬宮様は「あんなもの持つなんて信じられない!税金泥棒!」という勢いでバッシングされたのですよ。
なぜ敬宮様は許されなくて、秋篠宮家はお手元金を何に使おうといいじゃないか、という理屈になるのでしょうか。
これこそダブルスタンダードですよね。

ちなみに秋篠宮様はお若い頃(結婚前)、黄色のビートルを所有していました。そして今はBMWをお持ちでいらっしゃるとか。
そして佳子様は敬宮様と同じかそれ以下の年齢の時、バーバリーと思われるバッグをお持ちでした。そしてベンツの運転を練習しているという噂も。そういえば公務でシャネルのスーツを着ていた?という話もありましたね。紀子妃はこっそり毛皮のコートをオーダーしていた過去もありますしね。
しかし秋篠宮家のこういうお金の使い方について、マスコミなどが批判的に報じたことは一度もありません。

そもそも今の秋篠宮家に「皇族の品位」などどこにもありません。
最初からない品位を保つことなど無理なのに、なぜこんな大金を秋篠宮家に支払わなければならないのか。

納税者は意見を言う資格があると思いますがね。

しかし、秋篠宮様は本当に「何を言っても何をやってもマスコミから批判されることがない」のですね。
上記セブン記事も、秋篠宮様にほとんど苦言を呈していません。秋篠宮家に関する報道はいつもこんな感じですよ。


兄上が新帝になられた後に行われる大嘗祭の費用にケチを付ける前に、秋篠宮様にはまず以下のことを率先して行っていただきたい。

●無駄な費用がかかる立皇嗣礼などという珍奇な儀式を辞退すること(これは公金ですから特にやってほしい)。
●皇嗣となって支給される3倍に増える皇族費を辞退すること。
●最終的に33億円もかかると言われている秋篠宮邸の改修を止めさせること(これも公金支出ですね)。
●小室氏に流れている謎の大金の出所の説明を国民にすること。
●結婚する眞子様には一円も流さないこと。
●秋篠宮家に入るすべてのお金の収支の内訳を国民に開示すること。


これだけは必ずやっていただきたいですね。

あと、眞子様は結婚したら民間人・一社会人として、働けばいいと思います。
定職を持たない小室氏が一方的に悪く言われがちですが、今の時代は「男が稼ぐべきで女は稼がなくてよい」という理屈がまかり通る時代ではないと思います。小室氏に安定した収入がないなら、眞子様が働けばいいのです。
だって眞子様は今でも「公務・仕事・学業」の3つを全てこなしているバリキャリ()という設定なのでしょう?
それだけ優秀()な方なのですから、民間人になってもきっと引く手数多ですよ!()

だから秋篠宮様は国民の税金を長女に流すようなことは止めてください。長女を甘やかし、彼女の可能性を狭めることにもなりますよ。

しかし、上記セブン記事は一体読者にどういう反応をしてもらいたくて書かれたものなのでしょうね。
上記記事はネットでも読めますが、そこのヤフーコメントはほぼ秋篠宮家批判で埋め尽くされていました。
セブンが国民のそういう反応を期待して記事を書いたならいいのですが、そうじゃないのなら一体何なのか…

とにかくこんな男を皇嗣にしなければいけない理由が見つからないですし、日本の恥ですよ。
そして次代天皇皇后両陛下にご迷惑をかけることだけは絶対にしないでいただきたいです。

執拗に繰り返し主張されていた「秋篠宮摂政論」3

今回は引き続き、「秋篠宮様を摂政に!」という内容の記事をご紹介させていただきます。
いったん論破されて“立ち消え”になったはずの摂政論が、再び息を吹き返したという異常事態がお分かりいただけるかと思います。そして、今回ご紹介する記事が、今現在問題視されている「秋篠宮立皇嗣」による好待遇にも密接に関連してくることが見えてくるのです。

週刊ポスト 2013年6月28日号

[皇室レポート]八木秀次氏「一番現実的な選択肢」大原康男氏「皇室典範の目的に反する」
宮内庁内でも議論噴出!「秋篠宮を摂政に」は是か非か
-これは天皇、皇太子、秋篠宮、そして悠仁親王の将来を考える上で重大な提案である


皇統の安定的な継承に関する議論は一向に進まず、各方面から不安の声があがっている。将来の皇室は、どうあるべきなのだろうか。―宮内庁内部からは皇室のあり方を大きく変え得る、大胆な提案が浮上してきた。

◆国事行為の代行が容易に

去る6月9日、皇太子殿下と雅子妃が成婚20年を迎えた際、両殿下は文書で発表した「ご感想」の中で次のように述べた。
「雅子につきましては、療養が長くなり、ご心配をいただいていることと思いますが、お陰様で、依然と比べ大分元気になったように思います」
当日のテレビ報道の多くは、雅子妃が11年振りの海外公式訪問となるオランダ訪問(新国王即位式への参列)を果したことなどを取り上げ、回復ぶりを強調した。
だが、宮内庁周辺にはその祝賀ムードとは裏腹の動きがあると、宮内庁関係者が明かす。
「実は宮内庁内部や一部の宮家関係者などの間で、将来、両殿下が天皇皇后になられた際、雅子妃の公務負担を軽減するため、秋篠宮殿下に摂政に就任していただくべきだとする意見が出ているのです」

皇室に詳しいジャーナリストは、その背景をこう説明する。
「オランダから帰国後、期待された雅子妃の公務による外出がただ一度に限られ(故寛仁親王喪儀墓所一周年祭の儀に参列)、被災地訪問の計画も先行き不透明な状況から、やはりご病状の回復はなかなか難しいという認識がある。その一方、精力的に公務に励まれる秋篠宮ご夫妻の存在感が、必然的に高まっている」
そうした現状を背景に浮上したのが「秋篠宮摂政論」である。皇室制度に関する有識者ヒアリングに出席するなど、皇室に詳しい八木秀次・高崎経済大学教授は、「いま考えられる最も現実的な選択肢だ」と評価する。
「宮内庁内で検討課題になっていなければおかしい話ですが、これまでは選択肢の一つとして話すこと自体、タブーとされてきました。しかし、いまやこれに関する議論を避けてはいけない。
歴史上、天皇皇后両陛下が一緒に行動することは必須ではありませんでしたが、その当時の皇后のお務めを果たしていた。たとえば香淳皇后も、昭和天皇の巡幸や外国からの国賓を招いた晩餐会のときには同席されることがほとんどでした。
まして平成においては皇后陛下の存在感は増し、被災地などへ両陛下揃ってのご公務というスタイルが定着し、国民から支持されています。だとすれば、雅子妃が療養を続けたまま皇太子殿下が天皇に即位された時、ご夫妻が十分に天皇皇后としてお務めできるだろうか、という懸念が国民から出てくるのは当然です。そのとき、秋篠宮殿下が摂政としてサポートできれば、状況はずいぶん改善されるのではないか
例えば、ある国にはご夫妻で訪問するのに、別の国ではおひとりで訪問するとなれば、相手国から見れば不公平との憶測も呼びかねない。実際、皇太子夫妻でのオランダ訪問後、皇太子の単独訪問となったスペインのメディアは、「皇太子はまた一人になった」「雅子妃は再び檻に戻り悲しんでいる」(エルパイス紙)などと書き連ねた。
代わりに秋篠宮ご夫妻が訪問したとしても、一宮家の立場だと格が下がってしまう。しかし、摂政宮とその妃という立場ならば重みが生まれ、相手国の受け止め方も変わってくるはずです」(前出・八木氏)
また近年、皇室外交の重要性が高まるなか、国内公務との兼ね合いにも有効だと語るのは外務省関係者だ。
「昨年8月のロンドン五輪の時のように、被災地への慰問と海外訪問が重なるような時期に、もし摂政がいれば、公務を国事行為として代行できる。現在、法律的には皇太子が行う“国事行為臨時代行”は、あくまで天皇陛下が委任し、内閣の助言を必要とするものですが、摂政は天皇が国事行為を行うことが出来ない場合の法定代理機関として位置づけられ、代行しやすい。現実的に天皇をサポートしやすくなる」

もちろん、摂政論が浮上する背景はそれだけではない。もうひとつの事情は、皇位継承順位3位にあり、将来、天皇に即位する可能性が極めて高い悠仁親王の待遇にある。
悠仁親王に帝王学を授ける際、秋篠宮家が一宮家にすぎないと、かけられる予算に限りがあります」(宮内庁関係者)
皇室経済法に基づき、天皇及び内廷にある皇族が使う日常の費用やその他の内廷諸費(内廷職員の給与など)にあてる「内廷費」は、今年度で3億2400万円。これを天皇皇后、皇太子一家の5人で使う。一方、各宮家にある皇族が品位保持のために使うのが「皇族費」で、一家5人の秋篠宮家の場合、今年度で6100万円にすぎない。摂政になった場合の皇族費がどうなるのかは、「家庭の話については、回答を差し控えさせていただく」(宮内庁総務課報道室)というが、賛成派は摂政になることで待遇が改善されることを期待している。
さらに、摂政論には宮中祭祀も大きく関係する。前出・八木氏が続ける。
「天皇の最大の役割は国家と国民のために祈ること、すなわち宮中祭祀にあります。そのやり方は一子相伝で父から子へと伝えられてきました。現状のままでは、次男である秋篠宮殿下は一子相伝に与らず、したがって悠仁親王に伝承することが難しい。しかしこれも、秋篠宮殿下が摂政に就任すれば、いま以上に宮中祭祀に深く関わることができ、悠仁親王への伝承がしやすくなる可能性もある
宮内庁総務課報道室は摂政論について、「そのような検討は一切しておりません」と答えるが、内外で議論が噴出しているのは間違いない。

◆兄弟関係悪化の懸念

だが、現実に秋篠宮が摂政に就任するには高いハードルがある。
ひとつは皇室典範の規定だ。皇室典範はその第3章第17条で摂政に就任する順序を「1、皇太子又は皇太孫 2、親王及び王 3、皇后 4、皇太后 5、太皇太后 6、内親王及び女王」と定めている。皇太子が天皇に即位した後であれば、「2、親王及び王」にあたる秋篠宮が順序第1位となるので、その点では問題がない。しかし、そもそも第16条により、摂政を置くのは、「天皇が成年に達しないとき」と、「天皇が、精神若しくは身体の重患又は重大な事故により、国事に関する行為をみずからすることができないとき」に限られている。現在、皇太子はそのいずれにもあたらず、天皇に即位するであろう将来も同様である。
「雅子妃殿下が公務を十分に果たせないことを理由に、秋篠宮殿下が摂政に就任するには、皇室典範を改正する必要があります。しかし、摂政を置く事由という皇室典範の中でも非常に重要な規定を簡単に変えていいものか大いに疑問です」
と、皇室ジャーナリストの山下晋司氏は話す。
さらに、「秋篠宮殿下の摂政就任は根本的な問題を孕む」と指摘するのは、國學院大學大学院名誉教授の大原康男氏だ。
「現行の皇室典範は、皇位継承順位を明確に定め、摂政を置く事由も極めて限定し、摂政に就任する順序を明確に規定しています。そして、皇位継承が行われるのは天皇が崩御された時に限定する、つまり、生前退位を認めていません。それらはすべて、皇位継承を巡って皇族間の争いが起こった過去の悲史を繰り返さないためです。明治憲法下の旧皇室典範で初めて明文化された。そもそも天皇に心身の故障がないのに、摂政を置くのは制度の目的に反します」
たしかに、天皇家における兄弟は常にデリケートな関係を孕んできた。古くは672年の「壬申の乱」で、天智天皇の太子・大友皇子に対し、弟宮である大海人皇子(後の天武天皇)が反旗を翻した古代日本最大の内乱が起きている。
昭和天皇の時代も、弟宮の秩父宮は陸軍の幹部と交流をもったことから、陸軍将校がクーデターを企てた2・26事件(1936年)に巻き込まれ、同じく弟宮の高松宮とともに、すぐ天皇のもとに直接、詫びに行っている。この当時は元老・西園寺公望が「軍部に利用された弟宮が皇位を簒奪するのでは」と危惧するほどだった。
それほど微妙な関係にある天皇家の兄弟が、天皇と摂政という地位を分け合うことになれば、どうなるか。
摂政論を置く賛成派にも、皇太子家と秋篠宮家の関係悪化を危惧する声はある
」(宮内庁関係者)という。

◆「いますぐ秋篠宮を摂政に」

それでもいま「秋篠宮摂政論」が論議される背景には、「天皇皇后の健康問題」という避けては通れない事情がある。
昨年2月に心臓の冠動脈バイパス手術を受けた天皇は「手術前より元気になられた」という見方もあるが、79歳という高齢である。さらに最近、78歳になった皇后が公務を休まれるという異例の事態もあった。
「皇后陛下は大変我慢強く、極めて責任感の強いお方です。その皇后陛下が公務をお休みになる、しかも当日になって発表されるのはよほどお辛かったからではないでしょうか」(宮内庁関係者)
その状況下で、一部ではさらに踏み込んだ意見も飛び出している。「今すぐ、秋篠宮殿下を摂政に」と唱えるのは、元内閣総理大臣官房・内閣安全保障室長で、昭和天皇の大喪の礼の警備担当実行委員も務めた佐々淳行氏である。
「本来、両陛下に代わって公務を行うべきは皇太子ご夫妻ですが、残念ながら雅子妃はご病気のために十分な役割を果たせず、皇太子殿下も雅子妃のご病気のことで目一杯になられている。ならば、雅子妃には今は徹底して療養していただき、皇太子殿下もそれに専念なさるほうがいいのではないでしょうか。その間、秋篠宮殿下に摂政をお任せしてはいかがでしょうか」
確かに天皇皇后の公務削減は喫緊の課題であるが、東日本大震災の被災地・被災者お見舞いをとってみても、皇太子夫妻がこれまで5日(皇太子単独が2日)に対し、秋篠宮夫妻は13日と、秋篠宮夫妻の公務への取り組みが目立っている。
だが、今すぐ-すなわち今上夫妻から皇太子へ皇位継承が行われる前に、秋篠宮が摂政に就任するには、就任の事由に加え、本来摂政になるべき順位にある皇太子との間で、就任順位まで変える必要が生じるなど、さらにハードルは高まり、現実的には難しく、かつ反発も強い。
しかし、「秋篠宮摂政論」の是非や実現性はともかく、皇室の将来が皇室内外で真剣な議論を呼んでいる現実がある。
宮内庁担当記者が明かす。
実は、昨年2月に天皇陛下が手術を受けて以降、月1回のペースで、皇居内で天皇陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下の御三方に宮内庁長官を加えた会合が行われている。そこで話し合われているのは、被災地のお見舞いスケジュールだけではないはずです。皇太子殿下が天皇に即位した場合、雅子妃は皇后としてどれだけの活動ができるのか、あるいは秋篠宮殿下が天皇となった皇太子殿下をどう支えていくのか、さらに今後の皇位継承や皇室の在り方をどうしていくか、といった重大なテーマについても、話し合われているのではないでしょうか」
秋篠宮はあくまで兄である皇太子を陰から支える姿勢を一切崩していない。それでも周囲が摂政になるのを期待してしまうのは、現在の皇室が近代では極めて異例の状態にあるからだ。
前出・八木氏が話す。
「将来の皇位継承者が悠仁親王しかいない以上、これまでの皇室制度とは違った前提の議論を展開する必要があるはずです。江戸時代の光格天皇(在位1780年~1817年)以降、父から子への皇位の直系継承が続いており、兄から弟の系統に皇位が移るような傍系への皇位継承は、数百年ぶりになる。現状の皇室典範も皇室のあり方も、父子間の継承しか想定されていない。議論の前提が変わったことを認識した上で、さまざまな選択肢を検討する必要があるのではないか」
皇室が歴史的な転換点に立っていることは間違いない。今、皇室の将来について国民も真剣に考えるべき時がきている。
(終わり)


さて、先日亡くなった佐々氏が最初に「秋篠宮摂政論」をぶち上げたのは、週刊ポスト2011年12月9日号でした(当ブログでもご紹介済みです)。しかしその説はあまりにも無理がありすぎ、悉く論破され「実現はまず不可能・無理」という結論が出たものとばかり思っていました。
ところが2年後、同じ週刊ポストで、今度は男系男子カルトの八木氏まで登場して、性懲りもなく再び同じ説が持ち上がることになったのです。論破されても無理を押し通すようなこの感じ、本当にしつこくて執念深いと感じませんか?
しかも2013年当時に唱えられた「摂政論」によってもたらされる「秋篠宮様に対する待遇」が、現在問題になっている「秋篠宮皇嗣問題」と密接に結び付いていることがお分かりいただけるでしょうか。
予算の拡充はもちろんのこと、外国に行く際の「格付け」「身位」、悠仁様にスムーズに皇統教育を授けるための道筋付けなど、現在、秋篠宮家が喉から欲しがっているものと深く関連しているのです。

「摂政」という呼称を得なくても、摂政基準の予算3倍化計画などは、まさにこの2011~2013年の「摂政論」からヒントを得たものだと言えると思います。

上記ポスト記事も触れている通り、両陛下が高齢・病気となり、寿命のリミットが近づき、「お取り巻き」の連中が慌てていることが一因なのは確実でしょう。秋篠宮家押しの両陛下がご存命のうちに、秋篠宮様に「しかるべき地位」を与えたい―これこそが一連の「東宮ご一家外し・秋篠宮家優遇キャンペーン」の目的だということが、よくお分かりになるでしょう。

上記記事も男系男子派の八木氏が出しゃばってきてトンチンカンなことを言っていますが(ちなみに摂政についてまともな説明をしている大原氏も一応男系男子派だと思われます)、こうやって男系男子固執派の人物ばかりがメディアに登場し、女帝・女系天皇支持派がほとんど表に出てこないことはあまりにも不自然です。「愛子天皇論」が絶対に出てこないのは明らかな意図があるからでしょう。「箝口令」「タブー」とし、それを口にした者は様々な脅しをかけられるのではないかと想像してしまうのです。それくらい「愛子女帝論」が出てこない状況は異常すぎます。まさに言論統制!
メディアは頻繁に雅子様のご病気や公務欠席をバッシングしてきましたが、大切な一人子の敬宮愛子様がここまで存在を無視されないがしろにされれば、母親なら病んでしまうのは致し方ないことです。しかし「一人子を思う母の気持ち」すら、雅子様の場合は酷いバッシングを受けてきました。もはや倫理も道徳も消え去った状況でした。

まず一番最初に議論しなければいけないのは「愛子天皇に賛同するか否か」しかないのにそれが完全に無視され、「敬宮様と秋篠宮様(悠仁様)のどちらが天皇にふさわしいか」というアンケート(しかるべき組織が主催したもの)すら一回も行われたことがありません。それも「タブーな質問」なのでしょうね。


ところで、上記記事ではスペイン紙が
>「皇太子はまた一人になった」「雅子妃は再び檻に戻り悲しんでいる」
と報じたことが書かれています。これは海外こそ、雅子様が置かれている厳しい状況に思いを馳せ、深く理解していることの表れだと思います。上記ポスト記事は「行ける国と行けない国が出るのは外国にとって不公平」と見当違いなことが書かれていますが、スペインは「雅子様はなぜ我が国に来てくれないんだ!オランダには行けたのに不公平ではないか!」という意図など、まったく持ち合わせていません。むしろ「雅子様はオランダから帰国後、再び海外に行けない不自由な身に戻されてしまった」と、深く同情していることが読み取れます。ポストが本気で「海外は不公平だと怒っているだろう」と感じているなら、あまりにも頭が悪すぎますね。

繰り返しますが、2011年~2013年に登場したこの「秋篠宮摂政論」が、現在の「秋篠宮立皇嗣」につながっていることは確実であると言えます。上記記事で大原氏が「天皇の生前退位は問題が大きい」と警鐘を鳴らしていますが(彼は今上陛下の生前退位に関する有識者会議でも反対の意思を示しています)、まさに大原氏の懸念通りのことが、今、起きようとしているのです。

法解釈や法の運用に無理があろうと何だろうと、それを捻じ曲げてまで秋篠宮家を好待遇にすべきという一連の動きを見ると、「無理が通れば道理引っ込む」とはまさにこのこと、もはや民主主義も法治国家もどこへ行ったやら…という印象です。両陛下・一部の皇族・ある種の思想に染まっている首相や政治家など、この国はもはや一部の支配層による人治国家に成り下がったのかもしれません。

しかし、佐々氏や八木氏の言う「無理やり摂政論」に対し、反論文が出ているのも事実です。
次回以降、大原氏・高森明勅氏などによる反論記事をご紹介したいと思います。

執拗に繰り返し主張されていた「秋篠宮摂政論」2

本日、非常に腹立たしいニュースが飛び込んできました。

「立皇嗣の礼」は再来年4月に
2018年10月10日 4時30分


天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴って、秋篠宮さまが、皇位継承順位1位を意味する「皇嗣」になられることを広く国民に明らかにする「立皇嗣の礼」について、再来年4月に行われる方向で調整が進められていることがわかりました。

来年春の天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に向けて、政府は、ことし4月、一連の退位や即位の儀式に加え、秋篠宮さまが皇位継承順位1位を意味する「皇嗣」になられることを広く国民に明らかにする「立皇嗣の礼」を、憲法で定める国事行為として行うことを決めています。

関係者によりますと、「立皇嗣の礼」の時期などについて、内閣官房や儀式の事務を担う宮内庁などで検討した結果、来年10月に皇太子さまが即位を内外に宣明する「即位礼正殿の儀」に臨まれてからおよそ半年後の再来年4月、皇居・宮殿の「松の間」などで行う方向となり、調整が進められているということです。

退位や即位に伴う式典を円滑に実施するため、政府は、12日にも総理大臣を委員長とする「式典委員会」の初会合を開く見通しで、宮内庁も「大礼委員会」を設けて検討を進め、「立皇嗣の礼」の期日や次第についても決められていくことになります。
(ニュースここまで)


そもそも秋篠宮様の「立皇嗣」など、国民の大半は誰も賛成していません。陛下の生前退位のドサクサに紛れていつの間にか議題にないことが有識者会議で話し合われ、国民の議論を全く経ないまま、一部の方々だけで勝手に決められてしまったことです。国民の声を無視して、それでもこのようなものを国事行為として強行するというのでしょうか。どうしても東京五輪の前に立皇嗣礼をやってしまいたい、秋篠宮様の立場を確定してしまいたいという執拗な意思を感じます。

しかし上記ニュースはよく読むと、
●「皇位継承順位1位」としか書かれておらず、「確定的な皇位継承者」とは違うニュアンスであること(「1位」=確定、ではない)
●「国内外に宣明」する「即位の礼」と異なり、「国民に知らせる」程度のものであるという感じで書かれていること

に気付きます。
そうなんですよ。「皇嗣」は皇太子と違って、継承権が「確定」したものとしては扱えないのです。どんなに「順位1位」と言い張っても、典範改正されて女子も皇位を継げるようになれば、敬宮愛子様が1位で皇太子となり「確定的皇位継承者」となり秋篠宮様の順位は下がります。敬宮様がいらっしゃる以上、秋篠宮様の順位は確定できない性質のものなのです。
そしてこんな男尊女卑の儀式など、世界にアピールしていいものではありません。日本の恥になります。だから「国民に広く知らせる」としか言えないのでしょうね。
ここまで秋篠宮様優遇のニュースが報じられていながら、秋篠宮家シンパや男系男子カルト連中が一向に“勝利”の雄叫びを上げないのはどうしてだかわかりますか?彼らも内心では分かっているのですよ。秋篠宮様が正式な確定的皇位継承者とは異なる、あやふやで微妙な立場だということを。彼らもまだまだ不安なのです。だから「我々は勝った!」と言えないのですよ。

しかしだからと言って、こんな日本の暗部を晒すような儀式を認めるわけにはいきませんし、必ず阻止しないと駄目です。
秋篠宮家サイドは「皇嗣待遇」「立皇嗣礼」を盾に、絶対に様々なことを要求してくるはずですから。

上記ニュースと関連して、今回も「東宮家を排除して秋篠宮に皇統を移そうキャンペーン」の一環としての記事を引き続きご紹介したいと思います。「秋篠宮摂政論」関連などです。

テーミス 2012年1月号

宮内庁&東宮職の責任は重い
皇太子「廃嫡」&秋篠宮「摂政」の波紋広がる
天皇陛下の深刻な病状や女性宮家創設の動きの裏で皇室解体を目論む勢力も出てきた


◆「定年制」発言が波紋を呼んで

気管支炎による天皇陛下の入院を契機に、「女性宮家」創設に向けた皇室典範改正の検討が民主党政権で始まったが、次世代の皇室はどうなるのか。秋篠宮さまの動きが今後、注目されていきそうだ。

秋篠宮さまのお誕生日会見(11月30日)は、両陛下への肉親の情に満ち溢れたお言葉が目立った。象徴的だったのは、関連質問の中で「天皇陛下の定年制」について問われたときのご発言だった。
「私は『定年』という制度はやっぱり、必要になってくると思います。ある一定の年齢を過ぎれば、人間はだんだん年をとって、いろんなことをすることが難しくなってきます」
天皇は明治時代以降、亡くなるまで退位も譲位もできない“終身制”だ。今後の皇室の在り方に大きく踏み込んだこのご発言について、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司氏は、次のように語る。
「秋篠宮殿下のご真意は図りかねますが、例えば国事行為だけは天皇が行い、その他の公務は皇太子が常に名代を務めるという方法も考えられます。名代はその都度任命されるものですが、それを恒常的にするということです。ご健康とご公務はバランスの問題ですが、定年制も課題の一つになるでしょう。ただ、陛下はご自分からはおっしゃらないでしょうから、身近で接している秋篠宮殿下は心配なのでしょう」
一方、皇太子さまとの関係には微妙な距離感をうかがわせた。
「今後の皇室の在り方というものを考えるときには、その過程で、私、もしくは皇太子殿下の意見を聞いてもらうことがあってよいというふうに思っております」
宮内庁関係者が解説する。
「秋篠宮殿下は原稿を読み上げるのではなく、ご自分のお言葉で発言された。皇太子殿下とはあまり交流がないことが下地にあり、暗に『皇太子殿下の考えは知らないから私の意見を述べさせていただきたい』ということが、無意識に出ていた」
陛下が東大病院から退院された翌日の11月25日、読売新聞が「『女性宮家』の創設検討」と一面で報じ、平成皇室の根本的かつ喫緊の課題「安定的な皇位継承」の問題が再びクローズアップされた。皇位は皇太子さま→秋篠宮さま→悠仁さまと継承されていく。それでも皇室の安泰にはほど遠い。女性皇族が民間に降嫁されたら、悠仁さまが即位される頃、天皇を支える宮家が極端に少なくなる可能性が高いからだ。

◆「秋篠宮系の宮家創設」が狙い

前出の山下氏が指摘する。
「たとえば、天皇皇后両陛下で外国ご訪問の際に国事行為の臨時代行を務める皇族がいないとか、さまざまな団体の名誉総裁を務める皇族がいないなど、皇室のご活動の幅が非常に狭くなることが考えられます」
12月8日、羽毛田信吾宮内庁長官は記者会見で「眞子さまは20歳になられた。皇室の運営の話としていえば、眞子さまと佳子さまの間で(制度改正することが)難しいとすれば眞子さまのご結婚ということをシンボリックににらむ、ということはある」
と述べた。眞子さまはもうお年頃だから、女性宮家創設に間に合うかどうかわからないが、あえてこのタイミングで出てきたことで、「眞子さま、佳子さま、秋篠宮系の宮家創設を念頭に置いていることは間違いない」(皇室関係者)という。
だが、女性宮家の当主である女性皇族の配偶者を旧皇族の血を引く男性に限定しなければ、生まれた子どもは女系の皇族となる。もし、その子が皇位継承を得たならば、女系天皇の誕生につながってしまうから、旧皇族の復帰論も再燃してくる。
元共同通信記者で天皇陛下のご学友である橋本明氏は、こう語る。
おそらく陛下の心の中に、旧皇族、旧華族というイメージは一切ないと思います。あくまでも新しい日本の象徴天皇の在り方として、門地門閥にとらわれることはないということが陛下のお心に太い柱となって貫かれていると思います。本家本元の悠仁さまのところで、万世一系が継承されていけばいいのではないか

国費負担の増加も気になる問題だ。
前出の山下氏は、愛子さまと秋篠宮眞子さま、佳子さまが女性宮家を創設することを前提に国費について試算した。3人の内親王が30歳で結婚し、32歳、35歳、38歳で出産すると仮定した場合の皇族費、内廷費の合計金額だ。
「宮家が三つ創設されても逆になくなっていく宮家もありますので、今後40年くらい、皇族費はだんだん下がっていくはずです。内親王お三方がお子さんを3人ずつ授かると9人になりますが、この9人の方々が独立し始めると増加に転じます。その時期は40年以上先でしょう。ですから当面の国費負担増はありません。いまは皇族減少という課題を解決するための議論を最優先とし、皇位継承の問題は悠仁親王殿下のご結婚くらいまでに結論を出せばいいと思います」(山下氏)

◆皇太子「廃嫡」の署名運動まで

それにしても天皇陛下退院の微妙なタイミングを機に、読売新聞が女性宮家構想をスクープ扱いで報道したことが憶測を呼んでいる。
ある宮内庁関係者は「読売新聞は皇室担当の編集者が交代したばかりで、『女性宮家構想』のスクープは絶妙なタイミングだった。背後では外務省出身の渡邉允前侍従長らが動いたのではないかといわれる。一方で、いままで宮内庁に食い込んでみた朝日新聞に新鮮な情報が入ってきていない。それに加えて、皇太子派VS秋篠宮派の情報リーク合戦も熾烈をきわめている」という。
天皇陛下が女性宮家創設を望まれていることは間違いなさそうだが、一方でそれを利用しようとする勢力もおり、注意が必要だ。

皇室の将来にとってきわめて危険な事態にもかかわらず、皇太子ご一家は依然としてマイペースだ。
雅子さまがお誕生日に出された“ご感想”は相変わらず言い訳ばかりだし、同時に出された東宮職医師団による“見解”では、最近の週刊誌報道を挙げたうえで「悪意ともとれる誤った情報に基づく報道がなされている」と、メディアを攻撃。責任を転嫁して“逆ギレ”した。2週間以上入院された陛下のお見舞いに行けなかったことや、さまざまな公務を欠席されていることに対しても説明は、まったくなしなのだ。
そんななか、デヴィ夫人らを中心に「現皇太子を廃嫡。『皇太子位を秋篠宮文仁殿下へ移譲』」に関する署名運動まで広がってきた。天皇陛下から秋篠宮につなぐ「秋篠宮摂政論」も出てきている。こんなさまざまな動きにも、ある東宮職は「女性宮家なんて私たちには関係ありません」と本誌にいい放つ始末なのだ。

少なくとも皇室の本質を理解していない野田政権に、皇室典範改正を任せてはいけない!
(終わり)


さて、上記記事は秋篠宮様の「天皇の定年制」発言と「私もしくは皇太子」という不遜発言、女性宮家検討スクープ、秋篠宮摂政論にデヴィ夫人による廃太子署名運動、東宮ご一家への罵詈雑言など、色々不愉快な要素が詰まっています。
秋篠宮様のお誕生日会見での政治的発言はこれまで何度か当ブログでも取り上げていますが、秋篠宮様に誰一人苦言を呈しないというメディアの異常ぶりがやはり際立っています。

また、女性宮家は改めて「陛下のご希望」であると書かれ、上記記事でも「眞子佳子様を中心とした秋篠宮系の宮家創設が狙い」とハッキリ書かれています。これも過去に何度も取沙汰された問題です。
山下晋司氏は、「継承の問題は悠仁様が成人して結婚を考える時になったらでいい」と、結局皇室の重大案件を次世代以降に先送りしようとしています。事の本質がまったく見えていないことが明白です。
橋本氏も山下氏も、皇室の未来を長期的に見据えるというよりは、非常に短期的目線で、秋篠宮家だけ安泰であれば未来は先送りでいいといういい加減さを感じるのです。これも陛下のご意向なのでしょうか?

また上記記事は、東宮ご一家が「マイペース」だと理不尽なバッシングをしていますが、東宮ご一家ご自身がマスコミのくだらない報道合戦に一切関与していないことの表れではないでしょうか。こういう時にオロオロしたり言い訳したりする皇族の方がみっともないと思うのです。東宮ご一家は常に泰然自若とし、マスコミを使って自分たちの「ご意向・ご希望」を押し通す誰かさんたちとは次元が違うのですよ。
雅子様のお誕生日コメントへのケチつけ、マスコミの報道がクズなのを棚に上げて逆ギレしているテーミスの態度はもはや呆れて言葉になりませんね。
東宮職が「女性宮家はうちには関係ない」と発言したのも、眞子佳子様だけを想定したものだということを東宮サイドは分かっているからにほかなりません。
過去、当ブログでご紹介した記事(週刊文春2011年12月8日号)でも、女性宮家創設について

>一方の東宮側には、まだ当事者意識が感じられないという。たしかにある中堅の東宮職職員は、女性宮家問題について、記者の一人にこう語るのみだった。
「東宮職には関係ないよ」


と書かれていました。

両陛下と秋篠宮家が狙う女性宮家は、敬宮様のことなど念頭にないことが分かっています。
現にテーミス自身がそういう文章を少し前に書いている(「秋篠宮系の宮家創設」が狙い、「眞子さま、佳子さま、秋篠宮系の宮家創設を念頭に置いていることは間違いない」)ではないですか!
それで「東宮家も当事者意識を持て!」とは何たる暴言なんでしょうか。最初から東宮家(敬宮様)を念頭に入れていない女性宮家案など、東宮サイドが冷めた目で見るのは当たり前ですよ!


記事の〆の野田政権に対するブチ切れも意味不明で、これまでの文章と内容がつながっていないように感じます。
せめて野田政権が両陛下に擦り寄って「御用聞き」のようになっていることに触れなければ意味が通じないですね。
野田元総理が皇室のことを分かっていないという見方には賛成しますが、いくら字数が決められている原稿に色々詰め込まなければいけないと言っても、上記テーミス記事のレベルの低さはお粗末すぎると思います。
かつてテーミスは、「両陛下は女帝を望んでいない」「雅子様と敬宮様いじめの首謀者は両陛下」ということを暴露したことがありました。その記事も当ブログでご紹介したことがあります。

両陛下は女性天皇誕生など望まれていません 前編~宮内庁は両陛下のご意向でしか動かない
両陛下は女性天皇誕生など望まれていません 後編~改めて「両陛下の仕打ち」を振り返る

かつての良記事が信じ難いほど、テーミスの質は落ちまくっていますね。まあ、皇室報道に関しては、テーミスに限らずすべての媒体のレベル低下が著しくなっているのですが。

ところで本日、もう一つニュースがありました。
それは「秋篠宮摂政論」を最初に唱えたとされる佐々淳行氏が亡くなったというニュースです。
東宮ご一家を貶め秋篠宮家をやたらと称賛していた人々が次々に鬼籍に入るニュースを聞く度に、時の流れを感じます。

執拗に繰り返し主張されていた「秋篠宮摂政論」1

前回は、2005年の時点、まだ秋篠宮ご夫妻に第3子ができたという報道がされる前から、東宮ご一家を排除することが主目的?の今上陛下の「生前退位」が秘かに検討されていたという記事をご紹介させていただきました。そして2006年に秋篠宮ご夫妻に第3子=男子の悠仁様がお生まれになったわけですが、その後もなぜか非常に焦った感じで「東宮ご一家を意図的に排除し、早急に秋篠宮家に皇統を移そう!」という動きが執拗に繰り返されることになりました。

今回はその「動き」の一つとして、「すぐに皇太子ににはなれない秋篠宮様のジレンマ」について書かれた記事と、「秋篠宮様を摂政待遇に!」という内容の記事の2つをご紹介したいと思います。

読売ウィークリー 2006年9月24日号

すぐ皇太子になれない?秋篠宮家のジレンマ


皇室の41年ぶりとなる男子誕生は、まさに念願の慶事だ。しかし、手放しでは喜べない事情もある。現在の皇室典範では、お子さまが、すぐ皇太子になるわけではないというのだ。
皇室ジャーナリストの神田秀一さんが説明する。
「皇室典範では、皇太子は、天皇の長男がなると定められています。今の皇太子さまが天皇に即位されると、皇太子は不在となります。お子さまが皇太子となるのは、皇位継承順位が2位の秋篠宮さまが、天皇になられた場合なのです」
今の皇太子さまが、秋篠宮さまよりも、ご長命だった場合、お子さまは皇太子とならないままの即位もあり得るというのだ。

◆新宮さまには年305万

一口に皇族といっても、皇后さまや皇太子ご一家、つまり天皇家は「内廷皇族」と呼ばれ、そのほかの「宮家皇族」とは一線を画する。天皇陛下の二男である秋篠宮さまは、結婚される前は、内廷皇族だったが、今は独立され、宮家皇族となっている。この両者の“境遇”は、大きく異なるのだ。
「天皇家は、日本国の象徴であるとともに、宮中祭祀をつかさどる役割を担っており、起床から就寝まで、厳然とした生活を送ることが求められます。一方で、宮家はどちらかと言えば国民に近く、たとえば、徹夜で仕事をするなどしても原則的には構わないのです
と話すのは、「天皇家の財布」(新潮新書)の著者、森暢平さんだ。
こうした立場の違いから、国から拠出される“生活費”にも差が生じる。天皇家の「内廷費」は、年額3億2400万円なのに対し、秋篠宮家に支払われる「皇族費」は、お子さまの分を含めても5490万円にとどまる。
ちなみに、その内訳は、当主の秋篠宮さまに3050万円、紀子さまは半額の1525万円、3にんのお子さまは1人当たり10分の1の305万円となる。
皇室には、内廷費や皇族費だけでなく、約62億5400万円(2006年度予算)に上る宮廷費が用意されている。お子さまは有力な皇位継承者なので、学校に通われるときの授業料などは、宮廷費から拠出される可能性が高い。
しかし、懸念がないわけではない。森さんは指摘する。
「今の皇太子さまが即位されれば、皇太子の役割は、秋篠宮家が担うことになるはず。しかし、皇太子ご一家の住む東宮御所のスタッフが60人以上なのに対し、秋篠宮家は10人弱。現状のままでは、財政面でも、人員的にも運営していくのは大変になってくるでしょう」
このへんが、今後議論されるかもしれない。
(終わり)


まず、「秋篠宮家の予算とスタッフが少なすぎる、もっと増やせ」という論調が、ここ数年で始まったことではなく、悠仁様が生まれた直後からこういう記事が出ていたことに驚きました。しかも当時は山下晋司氏ではなく、どちらかというと平成皇室を冷静な目で見つめていたはずの森暢平氏であることにも驚いています。彼のこの発言が後々に大きなヒントを与えてしまい、秋篠宮家が増長した原因の一つとなってはいないでしょうか。
短い記事ですが、この頃から秋篠宮様の「待遇」や秋篠宮家の予算・人員をどうすべきかという議論が起きていたのは事実のようですね。
しかし、たとえ男子が生まれようが何だろうが、天皇家から独立して内廷皇族でなくなった秋篠宮家が、ただの一宮家である事実に変化はないのです。それは三笠宮家を見れば分かります。2016年に100歳で薨去された三笠宮殿下には3人の親王がいらっしゃいましたが、三笠宮家は一度も「皇位継承者たる男子が4人もいるのだから予算と職員増やせ!」などとおっしゃったことなどありませんし、マスコミもそんな報道は一切しませんでしたよ。秋篠宮家や彼らを取り巻くメディアがおかしいのです。

そして悠仁様が生まれてから数年後、「秋篠宮様を摂政にしよう!」という奇妙な記事が執拗に出されることになりました。次にその記事をご紹介したいと思います。


週刊ポスト 2011年12月9日号

大論争!「皇太子は、まず雅子妃の病気療養に専念されたらいかがか」(佐々淳行氏)
「秋篠宮を摂政に」は暴論か


11月24日、天皇陛下が東京大学附属病院を退位され、18日ぶりに御所に戻られた。皇居までの道すがら、人々へ手を振られる姿は、非常にお元気そうに見えたが、その陛下も12月23日で78歳を迎えられる。今後は回復の状況を見ながら、再びご公務に当たられるとの強いご意向を示されているが、ご高齢、ご体調が優れないなか、新たな議論が起こっている-。

◆「速やかに皇室典範の改正を」

天皇陛下のご退院で国民の間には、安堵の声が広がった。しかし、ご入院が18日の長期にわたるなか、皇室のあり方をめぐる議論も、これまでとは異なる展開を示し始めている。
本誌11月25日号では摂政設置についての議論を取り上げたが、さらに一歩踏み込み、「秋篠宮を摂政に」と問題提起する人がいる。
元内閣総理大臣官房・内閣安全保障室長で、昭和天皇の大喪の礼の警備担当実行委員も務めた佐々淳行氏がいう。
「両陛下には十分休養をとられ、いつまでもお元気でいて頂きたい。そのためには摂政宮の設置が急務です。
しかし、皇太子殿下は今、雅子妃のご病気のことで目一杯になられている。大震災に際しても、ご高齢で病気でも苦しまれている両陛下が被災地へのお見舞いに何度も行かれているのに、皇太子殿下、そして雅子妃のお見舞いの回数は少なかった。
まず雅子妃に本格的に療養して頂き、皇太子殿下も雅子妃の治療に専念されてはどうか。摂政を秋篠宮殿下にお任せし、雅子妃が回復されてから、再びご公務に戻られればいいでしょう
摂政とは、日本の歴史においては、天皇の勅命を受け、天皇に代わって政務を執る職をさす。現在その資格者については皇室典範で定められており、順位は①皇太子、②親王および王、③皇后、④皇太后、⑤太皇太后、⑥内親王および女王、と決まっている。
皇室典範の第18条で「摂政又は摂政となる順位にあたる者に、精神若しくは身体の重患があり、又は重大な事故があるとき」は、皇室会議の議によって「摂政又は摂政となる順序を変えることができる」とも規定されているが、現状では秋篠宮が摂政に就任することはできない。
そこで佐々氏は、秋篠宮が摂政に就任できるように皇室典範を改正すべきだとも主張する。
そして弟君の秋篠宮文仁親王を『摂政宮』とし、秋篠宮妃紀子殿下を『摂政宮妃』とする。悠仁親王には当代最高の傅役(かしずきやく)をつけ、幼いうちから帝王学をお教えすべきです。男系の将来の天皇を傅育(ふいく)しなければなりません」
天皇家で唯一の男系男子の孫として、将来の皇位継承が確実な悠仁親王には、早いうちから帝王学をお教えする必要がある。そのためにも秋篠宮殿下が摂政宮となり、紀子妃殿下も摂政宮妃として皇后学を学んでおくべきというのである。
佐々氏はこの持論を講演でも話し、雑誌にも寄稿している。

◆「憲法の原則にも反する」

佐々氏が秋篠宮摂政論を考えるようになったのは、75年に起きた「ひめゆりの塔事件」での経験が原点だった。
当時まだ皇太子夫妻だった天皇陛下と美智子皇后が、沖縄海洋博開会式に際し、昭和天皇のご名代として皇族として戦後初めて沖縄を行啓された時のこと。ひめゆりの塔を訪れた際に、過激派が火炎ビンを投げつけた。この時、警備責任者を務めていたのが佐々氏だったのである。
「爆発した火炎ビンの炎は数㍍のところまで近づきましたが、その時の両殿下のお振る舞いは忘れられません。事件の現場にはひめゆりの生き残りの女性もいたのですが、陛下は警備の者を振り払ってその女性の元に戻り、『ご無事でしたか?』と心配して声をおかけになったんです。また妃殿下もご立派で、何事もなかったかのような表情で行事を続けられた。
現在の状況では、こうした両陛下の御気持ちを継ぎ、国民の支えとなれるのは秋篠宮殿下です。そして国母たる皇后の任に耐えるのは紀子様ではないでしょうか」(佐々氏)
佐々氏だけではない。秋篠宮摂政論に連なる論争も起こっている。
11月15日、デヴィ夫人が自らのブログに、<現皇太子を廃嫡『皇太子位を秋篠宮文仁殿下へ移譲』署名運動>等と題した記事を掲載すると、元皇族竹田宮の孫にあたる、作家で慶応義塾大学講師(憲法学)の竹田恒泰氏が猛反発。
「廃嫡、廃妃となると、これまでの皇太子妃殿下批判とは次元が違う。署名活動までするとなると、放置できません」
と批判したところ、デヴィ夫人が「脅迫された」とブログに綴り、思わぬ事態にまで発展しているのだ。

改めて竹田氏に、秋篠宮摂政論について話を聞くと、摂政は恣意的に選ぶものではないとの立場からこう論じた。
「たくさんの皇族のなかで、この方は人格が素晴らしい、この方は人格がゆがんでいるなど議論できるとすれば、これは皇室の政治利用に繋がる恐れがあります。例えばある親王を持ち上げて摂政に擁立し、政治的に重要なポストを得る。そうしたことがアラブなどでは現にありますからね。だからこそ皇室典範で継承順位が厳格に決められているのです。
憲法第2条には、皇位は世襲であることが書かれていますが、世襲とは兄弟のなかで誰がふさわしいかを議論するという話ではなく、長男が受け継いでいくということです。これは皇室典範にも書かれています。したがって、秋篠宮殿下を摂政にしようという考えは、法的にも全く不可能で、皇室を政治利用させないという憲法の原則にも反します」

◆「昭和天皇は単独の公務もあった」

佐々氏を始め、「秋篠宮を摂政に」と主張する人々が口にする雅子様のご病気への気遣い。竹田氏はそれに対して、こう語る。
「ご公務をお休みになっているのは、好き嫌いではなく、ご病気だからです。皇太子妃殿下のご公務のことを云々仰る方たちは、適応障害という病気についてどれだけ知っているのでしょうか。本当に苦しく、そう簡単に治る病気ではないと知っているのであれば、妃殿下にプレッシャーを与えるようなことは仰らないはずです。もし知らないで仰っているのであれば、最低限の知識はお持ちになったほうがいいですね」
03年12月に、適応障害による休養に入られてから丸8年。昨年3月に愛子様に対する“いじめ事件”が発生してからは、ご公務よりも愛子様の同伴登校を優先されているように報じられる。
いつまでも同伴登校を続けたり、校外合宿授業に同行したことに対しては、批判も高まっている。だが、この点についても竹田氏はこういうのだ。
「妃殿下のご病気にとって、愛子様と接する時間はプラスに働いている。もし妃殿下の行動が誤解を招いているとしたら、それはご病気をきちんと説明できていない宮内庁の責任でしょう。
それに昭和天皇は、単独でご公務に励まれることもありましたが、“皇后が欠席するとは何事か”という批判はなかった。戦後の全国巡幸も、昭和天皇はおひとりで行かれることが多かったんです」

◆「一見消極的なのも立場のせい」

京都産業大学法学部教授の所功氏は、すでに皇太子が立太子礼を執り行っているから、秋篠宮摂政論が浮上すること自体「不適切」と指摘する。
「皇室のご公務は、両陛下や両殿下がご夫妻でないと十分ではないような錯覚が広がっています。しかし、憲法に書いてあるのは天皇のみの行為です。もちろん、必要に応じて皇后陛下なり皇太子妃なりがお出になれば、それに越したことはないということです。現在、皇太子殿下は心身とともにご健康で立派に職責を果たしておられるのですから、妃殿下が当面お出になられなくても問題になりません」(所氏)
さらに、皇室典範が摂政を置く条件として「天皇が成年に達しないとき」「天皇が、精神若しくは身体の重患又は重大な事故により、国事に関する行為をみずからすることができないとき」としていることを挙げ、こうもいう。
「このままでは天皇陛下のご高齢を理由に摂政が置けないので、皇太子殿下も摂政に就かれることはできません。摂政論を唱える人たちは、摂政というものを軽く考えすぎているのではないでしょうか」(同前)
昭和天皇は晩年、大量の吐血をされて集中治療室におかれても、摂政を置くことはなかった。そこには、父・大正天皇の時代に、自らが摂政を務めたご経験が影響しているのではないかと、所氏は分析する。
「大正天皇はご病状が上向かれたとき、役割を外されてしまったことに寂しい思いをされたとも伝えられます。そうした大正天皇の思いを背中に感じながら摂政を務められた昭和天皇には、忸怩たる思いがおありになったのではないか」
病床にあっても、「自分と同じ思いを皇太子にさせたくない」と、摂政設置を拒否されたとも伝わる。
「そして何より大事なことは、皇太子殿下が小さい頃から将来に備えて着実に修行を積まれ、立派に行動しておられること。皇太子殿下は立場をわきまえて、陛下がおられる限り公務に関して目立つことはされない。他の皇族のように自由な発言や行動をされない奥ゆかしさも理解する必要がある」(所氏)

一方、今上天皇のご学友で元共同通信記者の橋本明氏は佐々氏とは違う視点から、皇室典範改正の必要性を唱える。
「皇室典範は現実に合っておらず、機能していません。小泉政権下でできた皇室典範改正に関する有識者会議も中途半端に終わってしまいました。私は皇室典範に『譲位』の規定を盛り込むことを提案します。また、現行では皇位継承順位を議する皇室会議の場に天皇が外れている。天皇がご意思をお伝えできる皇族会議というものを、皇室会議の前に設けるよう皇室典範を改正することも提案したい
我々国民がこの問題について真剣に考えるべき時が来ていることは間違いない。
(終わり)


「秋篠宮様を摂政に、そして紀子妃を「摂政妃」(なんだそれ)に!」ということを最初に提唱したのは佐々氏のようですね。私はこの発言を聞いてから、佐々氏のことを内心で「化学ぞうきん」と呼ぶようになってしまいました。
そんなことはどうでもいいのですが、上記ポスト記事では、あの竹田氏と所氏が非常にまともなコメントを出しています。何かと物議を醸すことの多い二人ですが、摂政に関しては正しいことを述べていると評価できるでしょう。

実はポストは上記記事をネットにも上げていた時期がありましたが、佐々氏の言い分しか掲載しておらず、竹田氏と所氏の反論は掲載していなかったと記憶しています。
これではネットしか見ない、法の知識もない層は簡単に佐々氏の言い分に騙されてしまう余地があるのではないかと思います。
週刊ポストと女性セブンは「ポストセブン」というサイトで自社の記事を上げているのですが、前半部分しか載せていないことも多いようですね。

むしろ上記ポスト記事で問題にすべきは、陛下のご学友としてしょっちゅうメディアに登場していた橋本明氏の意見でしょう。
陛下に近い「ご学友」が2011年の時点で、「天皇の意見を聞く会議を設けるべき」と主張しているのです。
そして2005年に既に検討していたとされる「生前退位・譲位」についても典範で明文化しろと言っている。
この橋本氏の意見は、そのまま今上陛下のご意向と解釈して差し支えないのではありませんか?

今は亡き橋本氏は、前回ご紹介した「2005年生前退位議論」の記事では、「生前退位は皇族の恣意が入るので基本的にやってはいけない」と述べていました。ところが今回の記事では一転して賛成派に回ったかのような意見。これは明らかに、「ご学友」たる陛下の強いご希望に押されたのではないかと見ています。

今上陛下は公務や慰問をなさる際、「強いご希望で」と報じられることが多いですね。
おそらく「自分の意見や考えを聞いてほしい」という願望が今の陛下は非常に強く、時に我を出し過ぎて周囲がそれに振り回されることも非常に多いのではないかと予想します。生前退位特例法などはまさにそんな感じでした。
「自分の意見を言える会議を別に設けてほしい」とか「譲位できるように典範改正してほしい」とかも陛下ご自身の願望だったのでしょう。
そして陛下がこのように皇室制度を変えるようなご意見を出す時は、ご自分の健康や体調、年齢に強い不安を覚えた時であるということも見えてきました。
前回ご紹介した2005年時点の「生前退位」議論も陛下の健康・体力が取沙汰されていた時期でしたし、秋篠宮様の摂政論が出た時も陛下が入院されていた時期でした。
つまり、「今上陛下に万一のことがあったら…」ということに非常に不安を覚え、「そうなったら自分たちの待遇や身分はどうなるのか」ということに気を揉んでいる方々・人々が大勢いるということの証ではないかと考えました。

陛下ご自身が心配されているというよりは、陛下の周囲にいる方々・人々が、「自分はどうなるんだ!」という焦りから不穏な動きをしている感じでしょうか。私はこういう点で、今上陛下もお気の毒だなという目で見ています。もちろん、そういう人々しか周囲に残していない陛下ご自身に自業自得な面があることも否定できませんし、そういう人々を厚遇しようとする陛下にも非があると言えます。

それにしても、廃太子署名運動をやっていたデヴィと竹田氏がバトルを繰り広げていたことは初めて知りました。
今回は竹田氏の方がまともですが、いわゆる男系男子カルトの「極右」とか「ネトウヨ」と呼ばれる連中も一枚岩ではないのだなと思いましたね。
こういう組織は何かきっかけがあれば容易に崩壊する要素を持っていると感じます。

このように、「秋篠宮様を摂政に」という奇妙な意見はことごとく論破できてしまうので早くに沈没するかと思いきや、2012~2013年にかけて何度も執拗にゾンビのように蘇っていました。
次回以降はその執拗な動きを検証していきたいと思います。
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キリアキ管理人

Author:キリアキ管理人
今上陛下の生前退位に伴い、国民の理解や同意が得られないまま「秋篠宮様を“皇嗣”(継承順位1位の皇族)として皇太子に準じる扱いにし、支給される皇族費もこれまでの3倍に増やす」ということも一緒に勝手に決められてしまいました。
この問題に危機感を持ち「あらゆる方面から見ても秋篠宮様は皇嗣にふさわしくない方である」ということを、過去の雑誌記事の引用(原則全文)により検証することを目的としたブログです。2020年に予定されている「秋篠宮立皇嗣の礼」に一石を投じたいです。

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