秋篠宮様の“逆襲”、宮内庁と週刊誌の攻防戦 その4~あくまでも抗った新潮、宮内庁サイドに迎合した文春①

さて、当ブログでは以前、下記の2つの記事を挙げさせていただきました。

●秋篠宮様とタイの怪しい関係 その1 (05/07)―週刊新潮1996年4月18日号 『秋篠宮殿下 度重なる「タイ訪問」に流言蜚語』
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

●番外編:川嶋辰彦教授の御所怒鳴り込み (05/07)―週刊新潮1996年6月20日号 『天皇陛下突如の御静養の背景に秋篠宮殿下』
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-6.html


新潮は2回にわたり、秋篠宮のタイ訪問の怪しい理由と、その後の陛下の突如の静養、陛下静養の前に川嶋辰彦氏の御所怒鳴り込みがあった件を記事にしていました。
この記事の件で、宮内庁が新潮に「事実誤認であるので訂正を求める」と抗議をしたようなのですが、新潮は断固拒否したとのことです。

その顛末について新潮が記事にしていますので、引用させていただきます。

週刊新潮 1996年11月18日号

「秋篠宮殿下」記事への宮内庁抗議に答える


本誌6月20日号掲載の特集記事「天皇陛下突如御静養の背景に秋篠宮殿下」について、宮内庁から抗議を頂戴した。「事実無根で、訂正を求める」とおっしゃるが、それにお答え申し上げたい。宮内庁は問題の発端が、秋篠宮殿下のタイ訪問にあることをお忘れではないか。クリントン大統領の宮中晩餐会を欠席してナマズの研究に行かれた殿下の行状を巡っては、実はこんな証言があったのである。

宮内庁の鎌倉節長官が定例会見の席上、本誌に厳重抗議する旨を表明したのは、6月13日のことである。
そして翌14日、村上徳光総務課長と伊本直報道室長が小社を訪れ、口頭による抗議を申し入れた。
本日は『週刊新潮』6月20日号の記事について抗議に参りました。この記事は事実無根であり、訂正を出していただきたいというのが、こちらの要望です」
と、切り出した村上総務課長の抗議内容はといえば、
「まず、4月21日に川嶋辰彦教授が陛下とお会いになるため、御所に伺ったということはございません。これは宮内庁としても関係各方面に確認した結果、申し上げることで、自信を持って、そうした事実はない、といえます。川嶋先生は、今年1月以降は御所に上っていないということです。次に、川嶋先生が秋篠宮ご夫妻のことを心配されて、陛下にいわば“苦言を呈した”という点ですが、川嶋先生は初めからそうしたお気持ちは持っておられません。夫婦のことは本人に任せて、親が口を出すべきではないというお考えで、これも事実に反することです」

この二点について指摘した上で、「本日はせっかくの機会でもございますので、以上の二点に加えて、4月18日号の記事についても抗議させていただきたい
として、さらに四つの点に話は及んだ。4月18日号の記事というのは、「秋篠宮殿下度重なる『タイ訪問』に流言蜚語」と題したものだが、
まず第一に、秋篠宮殿下には、いわゆる男女関係を含めた“女性問題”というものはございません。
第二に、秋篠宮殿下が以前、皇籍離脱発言をされたといわれておりますが、これも事実ではない。
第三に、秋篠宮ご夫妻の関係がギクシャクしているということはなく、お二人は大変に夫婦仲がよろしくていらっしゃいます。
最後に、陛下が秋篠宮殿下のタイ訪問にお心を痛めていらっしゃるというのも間違いであり、前回、クリントン大統領の歓迎晩餐会を欠席された件も、陛下はご承知の上でのことです

以上、計六点について事実に反しており、訂正を要求するというのである。

さて、これに答える前に、まず、記事の大前提となっている趣旨について確認しておく必要があるだろう。すなわち、本誌としては、
「天皇陛下が“前庭神経炎”という聞き慣れない病気で突如、ご静養されることになったことを心配し、それについての国民の関心に応えるために記事を掲載した」
ということである。
幸い大事には至らなかったものの、元々この病気は原因不明で、安静にすること以外には特別な治療法はないという。それだけに、周囲が気を揉まずにいられないのは当然であり、「かなりストレスがたまっておられたのではないか」
という声が、関係者の間から上ることとなった。そして、陛下が一番心を痛めておられたであろう問題として、秋篠宮殿下の一件に思い至らざるを得なかったのである。


◆陛下を三度訪ねた川嶋氏

秋篠宮殿下が、4月に来日したクリントン大統領の歓迎晩餐会に欠席して、タイを訪問したことについて、
「陛下はご承知の上」
と、宮内庁はいう。だが、重要なのは陛下が秋篠宮殿下のタイ訪問を承知していたかどうかではなく、秋篠宮殿下がそれを強行した結果、一般からも厳しい批判の声が上ったことだろう。
重要な公務を放り出して、私的なナマズ見物など言語道断。そもそも、この一件を発端に、秋篠宮殿下を巡る様々な話が一気に噴き出すことになったのだ。本誌が4月18日号で報じた“タイに親しい女性がいる”という話も、そうした中で出てきた情報に他ならないのである。これまでの経緯を知っている宮内庁関係者が、こう打ち明ける。
「実は、私が秋篠宮殿下の女性問題を知ったのは、去年の暮のことでした。私にその話をしてくれたのは、ある宮家に仕える奥向きの職員です。二人も子供がいらっしゃるのに、秋篠宮には別に女性がいる。それも外国人の女性でタイ美人だというのです。しかも、一人ではなく複数の女性と付き合っているということでした。初めは“まさか”と思ったのですが、やがて、そのために紀子さまとも夫婦喧嘩が絶えず、紀子さまが、“もういい加減になさい”とやり返す場面もあったという話も聞こえてきて、“ああ、やはり”と思ったのです」
秋篠宮殿下の知人の一人も、引き取っていう。
「確かに、秋篠宮ご夫妻を見ていると、何となくギクシャクしているところがありますね。夏に軽井沢に行かれた時に、お二人で散歩に出掛けられたのですが、殿下が突然、“先に帰る”と帰ってしまわれたことがあった。何か気に入らないことがあり、先に戻って本を読んでいたらしいのです。普通、二人でお出かけになったら、一緒にお帰りになるものでしょう。殿下が急に帰ってしまったので、周りにいた人は驚いていましたが、こうしたことが度々あるのです。それに、殿下が紀子さまのご両親に対して気を遣わないことを心配している取巻きもいます。学究肌の川嶋教授を殿下が敬遠されているようなのです」

で、問題は、その川嶋教授が天皇陛下を御所に訪ねて、苦言を呈した事実があったのかそうかという点だが、先の宮内庁関係者によれば、
「川嶋教授が、4月に秋篠宮の女性問題が報じられた後、陛下に会っているのは間違いない。宮内庁では、年初の挨拶以来、一度も会っていないといっているようですが、陛下がプライベートな時間に誰とお会いになっていたかは、奥向きの話であって、表にいる宮内庁の職員は把握していない事柄なんです。かねてから、川嶋教授は何かあれば御所にいらっしゃいましたが、去年から今年にかけては以前より頻繁になっているということは、ハッキリ聞いています。川嶋教授は去年以来、御所に三度いらしているということです。特に、一回目と三回目はシリアスな内容だったようで、その三回目というのが4月21日に当る。まさに、怒鳴り込んできたという感じで、川嶋教授とお会いになられた後、陛下のご機嫌があまりよろしくなかったそうです。陛下がプライベートに人と会われるのは、土曜か日曜の午後が多く、その時に川嶋教授とお会いになっているということです」

以上のような情報を得た結果、本誌は前号のような記事を掲載したのである。そしてその後、さらに取材を重ねた結果、4月21日と特定することはできなかったが、複数の女官や職員からも、
「ともかく、4月中に川嶋教授が陛下を訪ねているのは間違いない」
という証言を得るに至っている。


(記事前半ここまで)

さて私が上記新潮記事を読んでまず覚えた違和感は、「宮内庁はなぜ最初に秋篠宮様の行状記事ではなく、川嶋教授の行動(御所怒鳴り込み)記事について先に抗議したのだろうか?」ということでした。
宮内庁が皇族を守るために「皇族に関するいい加減な記事は書かないでもらいたい」と抗議をするのは、ある意味正しい行為というか、職務を全うしていると見えなくもないです。
しかし宮内庁がまず新潮に抗議したのは「川嶋教授は御所に怒鳴り込んでなどいません!」という点であって、秋篠宮様のタイでの行状や夫婦仲が良くないという件については「ついでに抗議しておこう」という感じに見えてしまったのです。


1996年といえば、秋篠宮様への批判記事が大量に出された年でもありました。改めてその雑誌記事タイトル一覧をご紹介させていただきます。

●週刊文春1996年4月18日号 秋篠宮殿下「クリントン大統領歓迎晩餐会」欠席の理由は「ナマズ見物」
●週刊女性1996年4月30日号 紀子さまを悩ませる「秋篠宮さま、タイ美人と」報道
●女性自身1996年4月30日号 紀子さま「殿下とタイ美人」報道に、ご心痛
●女性セブン1996年5月2日号 天皇家激震!「秋篠宮さまに親しいタイ美人」報道
●女性自身1996年6月4日号 本誌記者タイ現地取材 秋篠宮殿下の噂のタイ美人を徹底追跡!
●噂の真相1996年7月号 『秋篠宮タイ不倫報道の“真相”と保守化強める宮内庁』
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-4.html
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
●週刊現代1996年8月24・31日合併号 特別レポート 「タイ不倫疑惑」「不仲説」揺れる秋篠宮家「夫婦の実像」
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-31.html
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
●女性セブン1996年9月3日号 紀子さまショック! 秋篠宮殿下、「ソープ見学」が発覚!
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-33.html
●週刊新潮1996年10月17日号 『秋篠宮に博士号をおくった変な大学』
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-14.html
●週刊文春1996年10月17日号 『秋篠宮ニワトリ研究博士論文の「水準」』
http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-15.html

…など。当ブログでも全て紹介しきれないほど、当時はこれだけの秋篠宮様批判記事が世間を騒がせていたのです。

しかしおそらく、川嶋教授の御所怒鳴り込みを記事にしたのは新潮だけだったのではないでしょうか。
新潮の記事の前後にもこれだけ多く秋篠宮様の「タイ愛人関連記事」が出されていたのに、宮内庁がほかの出版社にも会見で抗議を行ったという話は出てきていません(例の銃弾事件は脇に置いておくとして)。
しかし川嶋教授の件が記事にされて初めて、「事実無根」と新潮に抗議した。
新潮も宮内庁からの抗議に合わせて、川嶋教授の件を中心に反論せざるをえなかった。

…というように見えてしまうのです。

宮内庁は一体、誰のために動いているのだろうか?という疑問が湧いてしまいました。

新潮社は宮内庁からの抗議に対しあくまでも毅然とした態度を貫いたようです。
次回、新潮の反論記事の後半をご紹介させていただきます。
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