秋篠宮様の“逆襲”、宮内庁と週刊誌の攻防戦 その5~あくまでも抗った新潮、宮内庁サイドに迎合した文春②

今回も引き続き、週刊新潮1996年11月18日号『「秋篠宮殿下」記事への宮内庁抗議に答える』の記事(後半部分)を引用させていただきます。

(記事続き)

◆宮内庁の“広報官”

ところが、宮内庁側がこの話を否定し続けるのはともかく、宮内記者会に所属する新聞記者の中にも、宮内庁の発表をそのままタレ流すムキもいるようだ。
6月16日付朝刊の産経新聞社会面に掲載された囲み記事など、まさにその典型で噴飯ものであった。「一方的報道は不公正」と称して、本誌記事を批判したもので、
<皇族が立場上、発言・反論されないのを承知の上での報道に“不公正”のにおいがする>と書き出し、
<原則として皇族が直接、反論されることはない。必要があれば記者会見がセットされる。それが現在の皇室取材の暗黙の了解だ>とした上で、
<反論しない存在に向かって事実を確かめずに一方的な批判を行うのでは、ジャーナリズムとはいえないと思うのだが>
と結論づけるのだが、そもそも「暗黙の了解」などというものが、皇室取材にあると断じていることからして、自らの報道にブレーキをかけているようなものだ。その「暗黙の了解」とやらが宮内庁と宮内記者会との間にあるというのなら、そんな“了解”に基づいた報道こそ、もはやジャーナリズムと呼ぶには値しまい。
そもそも、この記者氏、皇族には反論権がないと信じておられるようだが、何か勘違いされているのではないか。皇族だって書面なり、記者会見なりで反論することは、いくらでも可能なはずではないか。それどころか名誉棄損で刑事告訴することも可能なのだ。刑法232条の2項では、告訴をする者が天皇、皇后、太皇太后、皇太后、皇嗣の時は、内閣総理大臣が代わって告訴を行うと定められている。

「基本的に理解しておかないといけないのは、宮内記者会というのは、宮内庁が伝えたいことを発表する“広告官”だということです」
と語るのは、記者クラブの実態を追及しているフリージャーナリストの岩瀬達哉氏である。
「彼らは、基本的に皇室の裏事情とか背景について取材できないんですよ。では何をやっているかといえば、皇族のスケジュールと行動を掴むことに重点を置いているわけです。産経の記者が雑誌ジャーナリズムを批判するのなら、じゃあ、あなたはいったい何を書いたんですか、国民の知りたいことを書いているんですかと聞きたいですね。秋篠宮殿下が本当に巷間いわれているように女遊びがひどいのか、事実は違うのか、そういうことをなぜ書けないのか。宮内記者会は皇室と国民との懸橋になるなどと言いますが、それならもっと突っ込んで取材して書くべきなんです。今の皇室のあり方を議論するためにも、知っていることを洗いざらい書いて、材料を提供することが重要なのに、結局できないのでは、宮内庁の番犬としか言いようがありませんよ

◆敬愛される皇室のために

さて、それにしても、やはり問題は宮内庁のあり方に戻らざるを得まい。秋篠宮殿下が、コトの起りとなったクリントン大統領の歓迎晩餐会を欠席すると言いだした時に、それを直接諌める職員が一人でもいたのだろうか。
「陛下はご承知の上」
というコメントを出すだけで、済むことではない。
結局、宮内庁の幹部職員というのは事なかれ主義で、身を挺して進言することもない。出来るだけ不都合なことは、隠そうとする体質を持っているんです。そのために、皇室内にはほんとんど波風が立っていないように見えるが、直接、両陛下などに接する奥向きの人たちの受取り方は、また別のものなんです
と語るのは、あるベテランの皇室ジャーナリスト。
だから、何事もないかのように振る舞おうとする幹部職員に反発して奥向きから様々な声が聞えてくるのだろう。

断るまでもなく、本誌としては、秋篠宮殿下の問題を芸能人と同じように単なるスキャンダルとして取り上げているわけではない。むしろ、国民からも敬愛される皇室のあり方を考えた時に、陛下を支えるべき秋篠宮殿下の行動が国民に誤解を与えるようなことがあってはならないと危惧するものである。
本来ならば、それを押し止めるはずの宮内庁がその役割を果たしていないし、宮内記者会に所属する新聞ジャーナリズムも、報道機関として機能していない。

「皇族の取材というのは、確かに一社単独で記者会見というのも難しいので、共同会見の形を取るのは仕方がないと思います。ただ、だからといって記者会見以外のところから得た情報を記事として書いてはいけないというのも、おかしな話です。また、逆に、記者会見というのは、直接皇族から話を聞くことのできる唯一のチャンスなのだから、なるたけそういう機会を増やすべく努力をするのが、記者会の人間のつとめですよ。それが、最近では、雅子妃の誕生日の会見も文書回答になるなど、努力が足りない気がします。今度の秋篠宮の件にしても、宮内記者会でご本人に語ってもらうよう記者会見を申し込んだらいいじゃないですか」(元宮内庁担当記者の話)
ところが、一社だけ抜け駆けをしようものなら、記者会から除名になったりするのだから、体質は一向に改まらないわけだ。
皇室を取り巻く状況を憂える者として、本誌はやはりこうした問題を、報道せざるを得なかったのである。

(記事終わり)

上記新潮の記事は、一般論としてはなかなか鋭く良いことを言っていると思います。
皇室報道の問題に関しては1996年当時よりもむしろ今の方が悪い方向に進んでいると言え、深刻さは一層増していると言えるかもしれません。1996年当時は立派なジャーナリズム魂を見せていた新潮も、今では残念ながら偏った皇室報道に加担している場面が少なくないと感じます。
1996年当時は秋篠宮様の行状を批判できるような空気がきちんとありましたし、それ以前もたとえば礼宮様と川嶋紀子さんの婚約の経緯に関する異常さや問題点等も多くの雑誌で記事化されていました(お二人が結婚されたことでそういう否定的な記事はどんどん減っていきましたが…)。

今の皇室報道はどうでしょうか。
雑誌記事に対して反論できる皇族は限られ(美智子皇后陛下が一番多く反論なさっている傾向にありますが、その一方で東宮ご一家はどんな捏造やデマ情報を流されても反論なさらない、反論する機会を与えられない)、両陛下や秋篠宮ご一家に関する称賛報道ばかりに偏り、一方で東宮ご一家は些細なことを取り上げられネガティブな印象を与える報道ばかりになり、秋篠宮家以外の宮家に関しては不自然なほど報道が少ないという異様な現象が見られます。

両陛下と秋篠宮ご一家に関しては、過去にあった問題点や行状も悉く「無かったこと」にされつつあることが本当に恐ろしいと感じています。このブログを立ち上げた理由は、そういう過去の問題を「無かったこと」にされて「秋篠宮様はご立派!次の次の天皇にふさわしい方!」という一方的な称賛報道ばかりが残されることに我慢がならなかったためです。闇に葬り去られつつある秋篠宮様(とご家族)の過去の問題点をネットに残し後世に伝えていきたいという思いに駆られてこのブログを始めました。
そのような趣旨から当時の雑誌記事を、引用元を明記しながらなるべく省略することなく掲載させていただいております。


そして、皇位継承順位第3位と盛んに言われている秋篠宮家の長男・悠仁様に関する報道も異常に少なく、ジャーナリストの上杉隆氏によれば悠仁様には報道規制がかけられ、この報道ルールに反するメディアには罰則が設けられ、メディアもそれに逆らうことなく宮内庁の指示に黙って従っているという情報もあります(この一件も番外編としていつかブログ記事にしたいと思っています)。

国民の中には稀にこういう偏った報道を鵜呑みにして「両陛下と秋篠宮ご一家は素晴らしいが、東宮ご一家は駄目、ほかの宮家に関しては関心すらない」という人々もいるでしょうが、大半の国民は「今の皇室報道、何かおかしくないか?」と気付いているのではないかと思うのです。
特にここ一年くらいの、陛下の生前退位(譲位)特例法案、秋篠宮様の唐突な待遇アップ、眞子様の不自然な婚約、加計学園の件等にまつわる一連の報道を見て違和感を覚えた人も多いのではないでしょうか。

マスコミは10年以上にもわたり東宮ご一家の印象を下げ秋篠宮ご一家の印象を上げるような報道ばかりを立て続けに行ってきましたが、東宮ご一家の人気は衰えるどころかますます高まっていっていると私個人は感じるのです。
宮内庁と結託し、一部の皇族は持ち上げ、一部の皇族は悪し様に書く…そのような不公正な報道をメディアが続けても、それに騙される国民は多くないということが分かっただけでも、私はこの国はまだまだ捨てたものじゃない、皆さんの判断は素晴らしい!と誇りに思えるのです。
プロフィール

キリアキ管理人

Author:キリアキ管理人
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR